現在アラサーの私。ふと気がつくと、結婚はもちろん、すでに離婚も経験済みという同世代の友人知人がじわじわと増えつつあります。gooリサーチの調査によると(※1)、今や3組に1組は離婚するという時代に。特に若年層の離婚率が高いことがこの数字に大きく影響しています。19歳以下の女性で約60%、20〜24歳の女性でも40%を超える離婚率となっているのが現状です。

最近は離婚を肯定的に捉える人が増えているというデータも。価値観の変化も後押ししてか、離婚はもはや特別なことではなくなってきています。離婚件数が増えている分、将来の生活に対する不安から再婚を視野にいれている離婚経験者も増加傾向に。ニーズの高まりを受け、離婚経験者をターゲットにした様々なサービスが各地で展開されています。

 

■「再婚」に各方面から熱視線が?!

再婚市場が、いま、密かに注目されているようです。実際、大手結婚相談所に再婚目的で入会する人がじわりと増えているとのこと(※2)。経済的に不安を感じたり、老後ひとりで過ごすのはさみしいとの想いから、結婚を考えてくれるパートナーを本格的に探したいと考える人が増えているのでしょう。

たとえば、ツヴァイが主催する「離婚歴OK」の婚活パーティの開催は年々増加傾向(※2)。結婚相談所に入会しなくても数千円で参加できるという手軽さも手伝ってか、満席が多いとのことです。特にシングルマザー・ファザーにとっては、自分の立場や状況を理解してくれる人が多く参加している機会の方が婚活しやすいのだと思います。

 

■離婚経験者は、未婚者よりも結婚に意欲的でモテる?!

男女の未婚率が年々高まっています。表向きは結婚に興味があっても、「自由に使える時間・お金が減ってしまうから」「結婚するメリットを感じられないから」等の理由でどこか消極的になってしまう男女が増えているとのこと。その一方、離婚経験者は夫婦で生活をともにすることの苦楽を味わったことがあるだけに、結婚生活がどんなものか経験している分、結婚を具体的かつ前向きにとらえられるといいます。
実際、2011年の婚姻率全体に占める再婚者の婚姻率は2000年より3〜4ポイント上昇。上記のような離婚歴OKの婚活機会が今後も増えるとすれば、今後もっと増えていくとも考えられます。

さらに、未婚者から見た結婚経験者に対するイメージにも変化が。冒頭でお話しした離婚に対する価値観が変わってきているということも影響しているほか、「一度結婚したことがある人の方が、過去の経験を活かして気遣いある家庭を築けるのではないか」という捉え方をしている未婚者もいるようです。

そう、つまり活動する環境によっては、離婚歴がむしろプラスとして働くこともあるのです。

 

■過去の経験に自分らしさを加えて、もっとハッピーに!

離婚歴がある人に話を聞くと、「前と同じ過ちを繰り返したくない」「今度こそ失敗したくない」という気持ちが強くなりがちのように感じます。一方、これまで以上に自分らしさを大切に過ごしている人も。後者の方が毎日楽しそうに過ごしていますし、恋愛もうまくいっているようです。

過去の自分を今に持ち込みすぎると、目の前の状況に対して臆病になってしまったり、本当に自分が求めている環境を諦めてしまったりすることにもつながります。これまでの経験は、今の生活の“基準”ではなく、“糧”とすべきもの。この先、どんな自分になりたいのかということに正直になりながら、再婚市場に吹く追い風を上手に活かしていけたらいいのではないでしょうか。

 

【参考】

(※1)gooリサーチ「2つの離婚率で見る離婚の実態」

(※2)2013年2月10日 日本経済新聞「離婚歴OKの婚活パーティ アツい「再婚市場」」