名刺交換に関するマナー、あなたは自信ありますか? 初対面の言動は、今後の関係性に大きく影響します。せっかくのチャンスに、マナーを知らないというだけでマイナスの印象を与えてしまうのは非常にもったいないもの。この機会に、復習しておきましょう。

ということで、突然ですが、クイズです! ○×で答えてみてください。

 

【名刺交換マナークイズ】

Q1.名刺を差し出す時は、「名刺を差し出す」「名乗る」「相手を見る」の3つをほぼ同時に必ず行なわなければならない。

Q2.名刺を渡して受け取るまで、姿勢をピンと正して、堂々と振る舞った方がよい。

Q3.名刺交換後にテーブルにつく場合、受け取った名刺は自分から見て左側に置く。

Q4.相手が複数いる場合は、相手の着席順に名刺を並べる。2名から名刺を受け取った場合は、必ず2枚とも自分の名刺入れの上に置くようにしなければならない。

 

さあ、いかがでしょうか? 「あれっ、どうだったっけ?」と迷った項目があったかもしれませんね。早速、答えを見ていきましょう。

 

■名刺を差し出すときのマナー

Q1の答えは「×」。「名刺を差し出す」「名乗る」「相手を見る」の3つのうちどれかが欠けてしまうのはNGですが、同時に行なわなければならないというわけではありません。

初対面の人と見つめあうのは恥ずかしい気持ちになるかもしれません。挨拶中にじっと見つめあわなくても、一度、2秒ほど目を合わせれば大丈夫です。逆に一度も目を合わさないというのは、ビジネスパーソンとしてあまり望ましくありません。

 

■名刺交換は渡して受け取るまで、わずかに前傾姿勢でやや腰を低く

Q2の答えは「×」。やや腰を低くし、わずかに前傾姿勢を保ちながら名刺を渡し受け取ります。相手より自分が目下の場合はなおさらです。その場合、自分の名刺を両手で差し出し、相手の名刺は両手で受け取るということも忘れずに。

ただ、相手と同時に名刺を受け渡しするときは、どうしても片手でのやりとりになってしまいます。その場合は、せめて名刺を受け取ったあと、反対側の手を添えるようにしましょう。

また、自分の方が相手よりも立場が上というケースではこの限りではありません。その場合は、相手からの気持ちを受け止める姿勢で臨むのが礼儀になることもありますので、臨機応変に対応することが大切です。

 

■受け取った名刺は、テーブルの左側に置く

Q3の答えは「○」。自分にとっての上座である左側に置くのがマナーです。右利きの方の場合、なんとなく右に置きがちですが、自分から見て左側に置くようにしましょう。

 

■複数枚ある場合は着席順に。2枚ある場合は無理に名刺入れに乗せる必要はない

Q4の答えは「×」。テーブルに着席する場合は、自分から見て左側に、相手の着席順に並べます。

たまに、2枚名刺を受け取った際、名刺入れの上に2枚とも乗せている方を見かけますが、無理に乗せようとする必要はありません。相手方の上司・部下関係がすぐに分かる場合には、上司の名刺を自分の名刺入れに乗せた上で、着席順に並べるという方法もあります。

 

社会人になりたての頃は緊張しながら意識していたビジネスマナーも、日が経つにつれなんとなくあやふやになり、雰囲気を読んで対応することも増えているのではないでしょうか。そんな状況でビシッと素敵なマナーで振る舞えると、それだけで好印象! 定期的に自分の立ち居振る舞いを見直してみてはいかがでしょうか。

 

【参考】

中島ナナ・新井麻子・島田環・高村あみ(2013年)「超図解 知っておくと恥をかかない初対面の常識」サンクチュアリ出版