全4回にわたってお送りしてきました、婚活アラサー独女たちの胸のウチ。最終回では、当事者のみなさんが妊活ネタで焦ったり必要以上に心配になったりしないように、今一度「結婚」と「パートナーシップ」について考えてみたいと思います。

 

■こんなはずじゃなかった…「不妊治療離婚」

最近特有の離婚原因のひとつに不妊治療があります。なかなか子宝に恵まれず不妊治療に突入した結果、夫婦間での考え方や将来の方向性、価値観に大きなズレが生じ、離婚に至ってしまうケースです。お互いが必要とし合って結婚したにも関わらず、子どもを持とうとしたことが別れるきっかけになってしまっては本末転倒です。とはいえ、残念ながらこうした事例は、悩みも含めて少なくないようです。

夫婦とはいえ、元は他人。不妊治療に限らず、どうしても分かってもらえない、分かってあげられない部分もあることでしょう。私たち夫婦も治療中は「なんでわかってくれないの?」と互いにイライラしたことが何度かありました。ケンカしたからといって全てのカップルが離婚に至るわけではもちろんありませんが、不妊治療は白黒はっきりできない部分や答えが出しにくい部分をたくさん持っているので、そのストレスから思わず相手に当たってしまったり、傷つけてしまったりすることもあるかもしれません。出来ることならきちんと話し合って関係を修復したいものですが、「どうしても子どもが欲しい」、「信頼関係を修復できなくなった」、「どうしても価値観が合わない」などといった理由で離婚という選択を選ぶカップルもいます。

 

■幸せになるために

自分を100%理解してくれる“王子様”は存在しないにしても、相手に多くを求めてしまっては何事もうまくいかないものです。婚活に妥協を、ということではありませんが、最低限の譲れない軸をきちんと持ち、あとはお互いが歩み寄る姿勢をもち続ければ、壁にぶつかったとしてもなんとか乗り越えられると思います。「軸」の部分で分かり合えるご縁があれば婚活自体もきっとうまくいくのではないでしょうか。

そして何より、赤ちゃんは授かり物。子どもがいてもいなくても、結婚はやはり「この人と夫婦になれて幸せ」と思えるパートナーとするものだと思います。長い結婚生活とはいえ、たったひとりの自分の人生ですから、自分らしく前向きに生きたいですね。

 

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※「婚活も妊活も!? 焦るアラサー独女の胸のウチ【1/4】

※「婚活も妊活も!? 焦るアラサー独女の胸のウチ【2/4】

※「婚活も妊活も!? 焦るアラサー独女の胸のウチ【3/4】

※「産みたくても産めない !? 「社会的不妊」急増のワケ【前編】」

【参考】

産經新聞2012年9月18日「不妊治療「理解されない」孤独 離婚話も…思いつめる女性」