新社会人にとって4月のお給料は、初めて手にする本格的な“稼ぎ(サラリー)”ですね。ファイナンシャルプランナーとしても、どのような使われ方をするのか気になるところです。

初月給は家計管理のスタート地点。
最初に、身の丈にあった金銭感覚を身につけることのメリットは計りしれません。すでにお給料が口座に振り込まれた方が多いと思いますが、結婚・住宅購入等将来のライフイベントを乗り切るためにも、手にしたお金をいかに使うべきか考えてみましょう。

 

■ 消えモノばかりにお金を使わない

マネーセミナー終了後、若い参加者に給与やボーナスの使い道についてうかがうことがあります。
自分へのご褒美と貯蓄のバランスを上手にとっている方、親へ温泉旅行を贈った方など「堅実」「親孝行で素敵だな」と感じることが多いです。同時に、「想い」や「感謝」につながる使い方こそ「お金を活かす」上級テクニック。1日でも早く身につけておきたいお金との付き合い方だなあと共感します。

お金を使う際、後に残るモノ・コトについてもう少し意識してお財布からお金を出すよう心がけて下さい。消えモノばかりでは購入後に満足感が得られないばかりか、「欲しい」という欲求がかえって高まる結果につながりかねません。

 

■ 自分に合った管理方法がわかるまでは「先取り貯蓄」で

子ども時代を思い出して下さい。
兄弟姉妹であっても、お小遣いの使い方は人それぞれでしたよね。何ヶ月も貯めて、ようやく欲しいモノを手にした時の喜び。夏祭りの夜店であっという間に手の中のお金が消えてしまった儚さなど、たくさんの学びがあったと思います。なかでも忘れてはいけない大原則として「手元にあるお金以上は使えない」がありました。

お給料もまた同じです。
右肩上がりのお給料をもらう時代ではない今、将来に備えて「蓄え」を早期に用意しておく必要がある分、やや難易度が上がってはいますが…。

目的があるとお金貯まりやすいのはお小遣いと同様ですが、働き始めからゴールが設定できることは少ないため、まずお給料の10~20%を「先取り貯蓄」することから始めてみましょう! 人間は習慣の生き物。こうした習慣が3年後のあなたを形作っていくのです。

 

最初に身につけた金銭感覚を軌道修正することの難しさを、(私を含め)バブル期に就職した世代の家計相談等で感じています。今回の記事が、時間を味方にしやすい新社会人の「貯め体質化」のお役に立つよう祈っています。

 

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