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ランチはどう誘う? 相手タイプ別コミュニケーション術
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ランチはどう誘う? 相手タイプ別コミュニケーション術

新年度が始まり、新しい環境になってそろそろ1カ月という人も多いでしょう。あなたはまわりの人とうまくコミュニケーションがとれていますか? 今日は相手のタイプによって戦略的に話し方を変え、よりスムーズに コミュニケーションを取る方法をお伝えします!

 

■ランチにはどう誘う?

タイプの違うAさん、Bさんがいるとします。Aさんは口数も少なくおとなしいタイプ、Bさんは明るくいつもアクティブなタイプ。それぞれをランチに誘う時、あなたならなんと言いますか?

たとえば、おとなしいAさんには「美味しいパスタのお店があるんだけど行かない?」、行動派のBさんには「このへんで美味しいパスタのお店教えて!連れてってくれない?」。こんなふうに言い方を変えるとうまく誘えるかもしれません。さあ、どうしてでしょうか?

 

■タイプに合わせて変えるコミュニケーション

「ソーシャルスタイル」という言葉をご存知ですか? 人と接する時に何を重視したコミュニケーションを取るか、人によりタイプが分かれるのです。具体的には下記のふたつに分類されます。

  • エモーション軸:感情表現が大きいか、小さいか
  • スタンス軸:事実に基づく会話が好きか、感覚的な会話が好きか

先ほどの事例では、Aさんは感情表現が少なく、Bさんは多いタイプですね。そして実際に「パスタの美味しい店」を重視しているようなら、Aさんはおとなしいけれど事実に基づく現実派、Bさんは感情も豊かで現実的にも鋭い かなりリーダーシップの強いタイプです。

 

■何を考えているかわからない人にはどうすればいいの?

一生懸命タイプを考えようとしても、何を考えているかわからない人もいるかもしれません。おそらくその人は、先ほどのタイプの軸でいうと、「感情を隠すタイプで、かつ事実より感覚を重視している」人でしょう。このタイプの人は、感覚的=雰囲気を読んで敏感に反応しているのですが、 それは表現せず、周りの目を常に気にして、他社の意見を重視しようとしているのです。そのため、多数決が喜ばれるかもしれませんね!

 

■コミュニケーション本を侮るなかれ!

世の中には、コミュニケーションに関する本がたくさん出ています。こうした本を現実に照らし合わせながら、コミュニケーションを論理的に理解していくと、ビジネスシーンできっと役に立つはず。そういう私は「事実を重視し、感情を隠すタイプ」 なので、密かに知識を仕入れては、何食わぬ顔で使っています。それぞれに心理学的根拠や著者の経験などが盛り込まれていると思いますので、 ひとつの理論に偏らないよう何冊か読んでみるとよりコミュニケーションの参考になるでしょう! この春、自分のコミュニケーションをパワーアップさせてみてくださいね。

[執筆:藤崎 葉子(キャリア アドバイザー)]

 

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