最近少しずつ耳にするようになった「認定こども園」。平成24年4月1日の認定件数は911件となっているのですが、これは多いのか少ないのか…。全国でもまだあまり存在が知られていない認定こども園とは、どんな施設なのでしょうか?

 

◆認定こども園とは?

認定こども園とは、平成18年10月から開始されたサービス。各都道府県知事が承認しています。具体的には、次に挙げる機能を備えている施設のことを指します。

  • 保護者が働いている・いないに関わらず、就学前の子どもに幼児教育・保育を提供する機能
  • すべての子育て家庭を対象に、地域における子育て支援を行う機能

 

◆認定こども園の特徴には4つのタイプがある

認定こども園には、

  • 幼保連携型
  • 幼稚園型
  • 保育園型
  • 地方裁量型

の4つがあり、それぞれは下記のように分かれています。

  • 幼保連携型

認可幼稚園と認可保育所とが連携して一体的な運営を行うことにより、認定こども園としての機能を果たすタイプ

  • 幼稚園型

認可幼稚園が保育に欠ける子どものための保育時間を確保するなど、保育所的な機能を備えて認定こども園としての機能を果たすタイプ

  • 保育所型

認可保育所が保育に欠ける子ども以外の子どもも受け入れるなど、幼稚園的な機能を備えることで認定こども園としての機能を果たすタイプ

  • 地方裁量型

幼稚園・保育所のいずれの認可もない地域の教育・保育施設が、認定こども園として必要な機能を果たすタイプ

上記タイプの中で出てくる、「幼稚園的機能」とは、読み書きなどの教育的要素を取り入れることです。また、「保育所的機能」とは、例えばお昼寝など、生活的な要素を取り入れること。こうしてみてみると、両方のいいところどりのような感じがしますが、実際ところは今のところ不明です。

 

◆どこに申し込めばいいの?

契約は園との直接契約となるため、園に申し込みをすることになります。保育料は園が独自に決めていい事になっています。しかし、利用料が高すぎるなど、不適切な金額設定になっている場合は管轄となる自治体の長が変更を命じる事ができるため、無認可保育園ほど金額の上限が高くなることはなさそうです。

 

平成25年度4月1日時点の認定こども園の数はまだ出ていません。1年間でどのくらい増えたのか、非常に気になります。また、保育料の平均なども気になるところです。情報がまだまだ少ない認定こども園。今後の最新動向について、これからも引き続きご紹介していきたいと思っています。

[執筆:三木育美(保育情報アドバイザー)]

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