以前の記事で、専門性・強みの磨き方を題材に「求められる人材になるには」という考え方とご紹介いたしました。今回のテーマはコミュニケーション。理系の専門職の中には、対人関係がどうも苦手で……という方もいますが、どんなにすごい成果を出しても、人に伝えられなければ価値は半減。社会ではコミュニケーション力のアップは必須要件です。

 

■ 自分を知る、相手を知る

コミュニケーションは対人・対話術。相手との相性ってありますよね。今回は相性をタイプで考えてみましょう。
タイプと言われて思い浮かぶタイプ分けはどのようなものでしょうか? 血液型、星座、動物占いなど、たくさんの分類がありますよね。ここで考えたいのは「コミュニケーションのタイプ」。自分を知ること、そして相手を知ること、お互いのタイプがわかれば、コミュニケーションのコツが見えてきます。

 

■ コミュニケーションの4つのタイプ

自己の行動パターンやコミュニケーションの傾向などに関する自己診断テストサイト「Test.jp」には、以下の4タイプが紹介されています。

  1. 人や物事を支配していく コントローラー・タイプ
  2. 分析や戦略を立てていく アナライザー・タイプ
  3. 人や物事を促進していく プロモーター・タイプ
  4. 全体を支持していく サポーター・タイプ

細かいタイプ分けテストは、有料ですが、それぞれの特徴から、自分や相手のタイプを推し量ることもできます。あなたはどのタイプ? あなたの周りの人はどんなタイプ? 日頃の言動からある程度予想できるかと思います。

 

■ Win-Winの関係を築く

結論を先にききたいコントローラータイプと、順を追って積み重ねていきたいアナライザータイプ。話すスピードも対照的なことが多いようです。「もっとこうしてほしいのに」「なんで、そんな風になっちゃうの?」自分とは異なるコミュニケーションの姿勢に戸惑うことも。
4つのタイプは基本的なものですが、相手のタイプがわかれば、コミュニケーションの方法を考えるきっかけになります。相手の求めていることに単純に従うだけでなく、自分の求めることを同時に叶える解決策を探しましょう。Win-Winの関係を築けば、結果もより膨らんで期待できるものになっていきます。

 

専門性や強みを磨きつつ、コミュニケーションの達人にもなれたら、鬼に金棒ですよね。「引く手あまた人材」を考える参考になればと思います!

[執筆:永合 由美子(理系キャリア・コーチ)]

 

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【参考】
Test.jp/自己の行動パターンやコミュニケーションの傾向などに関する自己診断テスト