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待機児童解消の動き、保活にはどう影響する?
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待機児童解消の動き、保活にはどう影響する?

待機児童解消の為に、国をはじめとした自治体が今までにないスピードで取り組もうとしています。保育所を増やすといった取り組みが主となりますが、保活にはどう影響するのでしょうか?

 

■ 保活への影響は?

今すぐ保活に影響があるのか? というと、影響が出るのは早くて数ヵ月後と考えられます。なぜなら、取り組みがスタートしたばかりですので、自治体側にもそれなりの準備期間が必要になると考えられるためです。

ですが、気を抜いていると、ある日家のそばに保育所ができてる?! ということがあるかもしれません。待機児童解消のため保育施設を増やす流れとなっているので、今すぐには影響がないにしても、アンテナを張っていることは重要です。

 

■ 情報はどこから入手したらいい?

一番のおススメは役所へこまめに行ってみることです。役所は保育所への申し込みを行いに行く場所というイメージがなんとなくあるかも知れませんが、実は保活を成功させる為には、まず足を運ぶべき所です。

なぜなら、認可保育所は役所が取りまとめているので、情報が集約されているため。職員は、ある程度の最新情報をもっています。また、認証保育所や、保育室、保育ママさんの情報も集約されています。詳細はそれぞれのサービスに確認することになりますが、最新のサービスを知り得ることができます。

 

■ 役所に行く以外は?

役所に行く時間がちょっと取れない、遠くて頻繁にはいけない、といった場合はインターネットが便利です。役所のページには、知り得たい情報はある程度載っています。最近ではホームページを開設している保育所も多く、保育所の情報もネットで得られることもあります。また、役所や保育所のホームページには新しい保育施設の計画、完成予定などといったことも書かれていることも。インターネットで見てから、役所に行って詳細を聞くということも、一つの方法だと思います。インターネットでの情報収集のメリットはどこからでも情報収集ができるという点と、時間に関係なく、スキマ時間に活動できる点ですね。

しかし、ネットは最新情報が載っているとは限りません。その点は考慮しておく必要があります。

 

待機児童問題がクローズアップされ、待機児童をはじめとする保育サービスに関しては、様々な動きが出始めています。半年後に控えた来年度の申し込み時に、後悔しない活動をしていって欲しいと思います。

[執筆:三木育美(保育情報アドバイザー)]

 

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