前編では、先輩既婚者たちの「結婚が長続きするポイント」3つを紹介しました。後編では、結婚後どんなことが待ち受けているのか、その時の夫婦の在り方はどうかを掘り下げてみます。

 

■ 結婚すると何が変わる?

よく「結婚と恋愛は違うの?」と聞かれます。賛否両論あると思いますが、私の意見は「違います」。では、結婚すると何がかわるのでしょうか?

1.家族とよぶ相手が増える

夫婦の二人だけでなく、お互いの両親や兄弟も家族とよぶ範疇に増え、育った環境も価値観も違う家族とのおつきあいが結婚後すぐにスタートします。

 

2. (子供を望む場合)3つのステージがある

  • 「ハネムーンステージ」二人だけのラブラブ期
  • 「子育てステージ」力をあわせて未知なる育児プロジェクトに臨む
  • 「シニアステージ」再び二人にもどり第二の人生へ(やはり未知なる介護もスタート)

 

3. 責任が生じる

結婚という契約を結ぶことで、家族としての役割を果たす責務を負う。男女とも家庭に自分のもてるもので貢献していくことが望まれます。

少し考えただけでも、結婚するとこれだけのことが、今までの人生から変わります。いかがでしょう?相手のことが「大好き!」だけでは乗り越えられない気がしませんか?相応の覚悟をもって臨まないと、子供ができてから結婚生活に破たんをきたすことも。

いってみれば、結婚相手を探すのは、新しく立ち上げるベンチャー企業のパートナーを探すのに近いのだと思います。なぜ、ベンチャーかというと、大抵の場合、子育てや介護等は未知の領域で、先のことはわからないけれども、手探りでプロジェクトを推し進めていく状態に似ているからです。

 

■ 一緒にプロジェクトを進められそうな相手=結婚相手?

貴方がベンチャー企業の社長だとします。社長のあなたが考えることはどんなことでしょう?会社を運営していくために必要な資本金をどうするか、日々の業務をどうまわしていくか、社員がモチベーション高くそれぞれの仕事に臨むにはどうしたらよいか、等々いろんな課題を解決していくことを考えますよね。

それを結婚生活におきかえると、運営資金については、「家計をどうマネジメントするかと」という課題になります。現在の二人の収入だけでなく、いざ出産・育児のステージになったとき、収入と支出をどう考えておくか、片働きで成立する生活にするのか、共働きで生活を維持するのか、等々。家族メンバー全員がモチベーション高くいられるためには、不満や不安を随時どう解消していくのか。

ベンチャー企業で「ここまでやる! スゴイ社員サービス」なんていうのを、よくTV報道で耳にしますが、未知の領域開拓、新しいことを創造していくことは大変高いストレスがつきものです。それをベンチャー企業の社長は心得ていて、時折社員をサプライズして楽しませ、“ガス抜き”をすることで、次の活力を培っているのだと思います。家庭にも同様のエンターティメント魂が必要なのかも。

 

最後に、幸せな結婚10年目の皆さんの休日の過ごし方をきくと、家族旅行やサプライズ等もよくやっていると聞きます。責務を果たすことは最低限必要としても、結婚しても家族を楽しませたいという気持ち、そんな気持ちが、結婚生活には大切なのかもしれませんね。

[執筆:マキコ・アサエダ(産後ライフプランナー)]