「仕事で昼間に洗濯できなければ、いつするんですか?」このような質問を何度か受けたことがあります。たとえば一人暮らしの経験がなく結婚し、仕事と家事を両立させようとすると、このように素朴な疑問が生まれてもおかしくありませんね。先輩ワーキングマザーの実情調査(※1)から、両立する秘訣をピックアップします。

 

■ とにかく忙しい

調査によれば、小学生以下の子どもを持ち、週30時間以上働く20~40代ママの95%は、平日は「忙しい」「やや忙しい」と回答しています。もしも自分の時間を増やせたら、働くママは一に休養、二に睡眠を望んでおり、忙しさぶりがよくわかります。こんなにも忙しい働くママにとって、時間を生み出すための切り札はなんでしょう?

 

■ 手間を省けるものは、なに?

調査によれば、週30時間以上働くママが「時間を短縮している」ことと「手間を省いている」ことのトップ3は、「料理・身支度・掃除」という同じ結果でした。具体的に見てみましょう。

【料理】
約20%は、30分以内で平日の夕食を準備しています。ちなみに週30時間以上働くママと、週30時間未満働くママ&専業主婦ママとで夕食の品数に大きな差はなく、3~4品だとか。スーパーの惣菜コーナーがバラエティに富み、時短レシピや調理ソースなどのニーズが高いことに納得です。一方、子どもの味覚を育てるために、ダシをとる、いい食材を使うなど、母として妥協しない部分もあるという声も。

【掃除】
週30時間以上働くママの22%は、掃除は毎日すると回答。(週30時間未満働くママ&専業主婦ママは44%)そうはいっても1回あたりの時間をあまりかけられないため、こまめに・何かをしながら掃除をする、夫と分担、など工夫をするそう。掃除ロボット利用には約53%が前向きです。

【洗濯】
夜に洗濯する割合は約45%。外干しが多数派ですが、室内干しも30%です。

 

もし、あなたのお母様が専業主婦だったなら。お母様がしていたのと同じ方法をとることは難しいでしょう。合理的な視点で省けるものを見抜くことは、両立の大きな秘訣のようです。あなたのワークライフバランスを応援しています!

[執筆:五十嵐 ゆき (キャリアコンサルタント)]

 

【参考】

東京ガス都市生活研究所 「子育てママの時短・省手間~共働きママと非共働きママの比較」2012年10月