■ 部下の成長レベルに合わせたサポートを!

部下と一口に言っても、様々なタイプがいます。正式な部下ではないけれど、教育担当を任された新入社員、年上や社会人経験豊富だけれど自分が業務を指示する必要のある派遣社員やアルバイト社員、専門的な仕事を業務委託する事業者etc。皆さんは管理職ではないかもしれませんが、すでに様々な場面で仕事上だれかに仕事を指示していると思います。

そんなあなたが仕事を指示するメンバーを以下の4つのタイプに分類してみましょう。

 

・レベル1:ヤル気満々の初心者タイプ

このタイプは、すべての新人に当てはまりますが、最初は皆ヤル気満々なのでモチベーションの心配はないのですが、いかんせん何もスキルがないため、仕事ではみっちり細かいサポートして仕事を習得させる指導から入ります。自分で学ぶ姿勢も大事ですが、最初から放置しすぎると、仕事の習得が遅れ返って効率が悪くなります。

 

・レベル2:中だるみ感のある若手タイプ

少々仕事を覚えてくると、基本的な指導はしなくても動けるようになりますが、まだ全て完璧でないためできないことも多い状態です。人によっては初心を忘れ、気分も停滞し仕事のおもしろさを感じる前の踊り場で滞るケースがよくあります。本人がひっかかっているポイントを見極め納得のいく説明を心掛けましょう。

 

・レベル3:スキルがあるのに自信ない中堅タイプ

ある程度経験や実績を積んで、仕事がほぼ一人前にできるのに、新入社員のほうなホウレンソウを繰り返す人はいませんか? これは、スキルがありながら自信のないタイプで、細かいことも上に判断を仰ぐクセが抜けず判断するのが恐いと思っているのです。そんなメンバーには、一皮むけるために背中を押すようなアドバイスを。強みをしっかり褒め、弱みを認識させることがコツです。

 

・レベル4:自律的に動ける完成形タイプ

これは、スキルもモチベーションも高く、仕事をすっかり任せられる自律したタイプです。仕事のゴールを伝えるだけで、途中のプロセスは自分で考えて仕上げることができるので、逆にあれこれ口出しするのは禁物。自分のやり方が確立している人には、細かい指導をすると「任せてもらえない」とモチベーションがダウンしてしまいます。結果が芳しくなければ、そのことを指摘すればいいのです。

 

いかがでしょうか? 部下に限らず、周囲のメンバーをよく観察して、その仕事に対する成長度合いによって仕事の頼み方を変えれば、うまくいくこと間違いなし!是非、実践してみてくださいね。

[執筆:藤崎 葉子 (キャリア アドバイザー)]