■ 働くママ増加で6兆円の経済効果!?

7月25日、電通総研は「主婦の再就業による経済波及効果」に関するレポートを発表。結婚や出産で退職・離職した 25~49 歳の主婦が希望どおりの再就業をした場合、直接効果は2兆9,822億円、経済波及効果は6兆3,962億円にのぼるとのこと(※1)。とにかく時間足りないワーキングマザー生活をうまくまわすには「時間をお金で買う」ことも求められます。洗濯・掃除・料理といった家事を減らせるグッズやサービスも急増中。さて、家事はどこまで減らせるのでしょうか。

 

■ 三種の神器はもうお持ちですか?

ワーキングマザー(以下、ワーママ)に必須といわれる家電製品「三種の神器」は、ロボット掃除機、全自動洗濯乾燥機、食器洗い乾燥機の3つ。ワーママ歴4年目の筆者は後者2つを活用中ですが、よく聞く購入事例はなんといっても「全自動洗濯乾燥機」です。子供がいて一番大変になる家事が洗濯。保育園では1日1~2回は必ず着替えますし、夏はプール道具一式も加わります。毎週のお昼寝用シーツ、布団カバーセットの洗濯も意外と大変。お天気に関わらず洗濯でき、干す手間を省ける全自動洗濯乾燥機はワーママの強い味方です。食器洗い乾燥機は、朝食の洗い物をする時間の無いワーママにとっては大助かり。ワーママの知人の一人は朝食は食べっぱなしで飛び出す毎日だそうで、夏は帰宅時に臭いが気になるとか。ロボット掃除機は、部屋が片付いていないと使いにくいので購入に踏み切れない筆者です…。

 

■ 料理に手を抜かないワーママ増加中

筆者のワーママの知人達のブログやFacebookには美味しそうな料理の写真をしばしば見かけ、最近はワーママでも手料理を頑張っている方が多いと感じます。最近は子供の10人に一人が食物アレルギーを持つと言われ、手作りせざるを得ない事情も。

ですが、働いていると一番困るのが食材の買い出し。時間が無い上に、仕事用のカバン、保育園の荷物に加え、スーパーで購入した食材を持って小さい子の手を引いて歩くことはかなりの重労働です。食材の調達は宅配やネットスーパーの利用はもはや当たり前と言っても過言ではありません。さらに毎日の料理を軽減する献立キットも登場。Oisix(おいしっくす)では20分で調理可能な献立キットが昨年秋スタートした他、今年ローソンとヤフーの合弁会社が「スマートキッチン」を開始。10分でおかず1品作ることができるオリジナル食品セットや、希望の献立別に入手できるレシピ・食材情報が魅力的です。

 

■ 究極は家事代行

そして、究極の家事軽減策は「家事代行サービス」。筆者のまわりでも、夫婦ともに多忙なご家庭では週1程度家事を頼んでいる方もチラホラ聞くようになりました。筆者宅では、日常生活では活用していませんが、年1~2回の大掃除(エアコンや水まわり、換気扇など)をお願いしています。共働き世帯の可処分所得は、専業主婦世帯より約100万円多いという試算(※2)もあり、今後も時間をお金で買うマーケットは賑わいそうです。買いすぎに注意して快適ワーママライフを送りたいものですね。

[執筆:藤崎 葉子 (キャリア アドバイザー)]

 

【参考】

※1. 電通総研が「主婦の再就業による直接効果と経済波及効果」を試算, 電通総研(2013年7月25日発表)PDF
※2. 総務省「全国消費実態調査」2009年