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失敗しない保活! 保育所見学のポイントを伝授
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失敗しない保活! 保育所見学のポイントを伝授

来年4月の保育所への入所申込が受付開始した自治体も出てくる秋。
申込をする前に必ず行って欲しいのが、施設見学。ここでは見学で見るべき、重点ポイントをご紹介します。

 

■ どうして見学が必要なの?

高校受験や大学受験など進学を考える時、どうやって考えていましたか? 学校のことを知ろうとして、学校をまわり、自分の目や感覚で確かめていたと思います。それと同様です。

保育所を見たり、体感することにより、分かることは多いです。ですから失敗しない保活のために、施設の見学は必ず行ってほしいです。

 

■ 見学で見るべきポイントは?

どんなに良い評判を聞いていても、見学に行ってみると、「なんか違う……」と感じることがあります。見学に行った親自身が感じることもあるし、子どもが感じることもあります。乳児でもしっかりと感じます。笑ったり、泣いたり、不安げだったり、安心したりと、何かを感じとっているのです。見学時の子どもの様子をしっかりと確認してあげてください。

他にも、しっかり確認してほしいのは、対応してくださっている先生以外の先生方の表情や子ども達との関わり方。子ども達との関わり方はなかなか見ることが難しいかもしれませんが、自分の子どもが関わるかも知れない先生だと思うと、しっかりみておきたくなりませんか?

 

■ 確認すべき、重要ポイントは他にも!

下記の点は一般的な案内には載っていないことばかりです。
だからこそ、これらを確認する事で、入所前に先に知っておきたかったと後悔しないようにできます。

【見る】

  • 施設に清潔感があるか
  • 保育部屋や園庭で、死角になってしまうような場所はないか
  • ベビーカー置き場や駐輪場などの場所は危なくないか
  • 本は子どもが手に取りやすい位置にあるか

【聞く】

  • 父母会の活動(施設によってはない場合もあり)
  • お父さんが送迎をしている家庭の割合はどのくらいか
  • 東日本大震災の時にはどんな対応をしたのか
  • 災害時で交通機関が麻痺してしまっている場合などは、どのような対応をすることになっているのか

これらを見たり、聞いたりすることで、あなたの希望に合う保育所が決まっていくと思います。

また、自宅からその保育所までの道のりとルートの確認もお忘れなく。どのような道を、どのように連れて行くことになるのかによって、送迎の負担は大きく変わりますから。

 

今年は見学を楽しむ秋にして、一つでも多くの保育所見学に行き、納得のいく保活を進めて頂けたらと思います。

[執筆:三木育美 (保育情報アドバイザー) ]

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