数年前に、“主婦業を年収に換算すると1千万円超!” という海外の調査結果が話題になりました。この数字は主婦業の様々な仕事、例えば育児や調理を外注するとして算出した結果だとか。ただ、この算出方法には異論もあるようです。今回、日本の主婦による自己査定を知ることは、主婦業の再発見につながるかもしれません!

 

■ 主婦業は時給1,696円

株式会社メディアフラッグの調査(※1)によれば、主婦業を自己査定した平均の日給は6,787円、時給換算すると1,696円です。ちなみに、一般事務職の派遣社員の時給は、首都圏では1,400円程度。 自己査定とはいえ、主婦業の時給が一般事務職よりも高額になった理由としては、「何かあった場合は24時間体制で対応しなければならない」という回答が複数ありました。

 

■ 大変さは、サラリーマン以上!?

前述の調査によれば、既婚女性の47.9%が「主婦業は一般のサラリーマンより大変だと思う」と回答。オンオフの時間を区別できないことや、子どもがいる場合は、やることが特に多岐に渡り、毎日残業している状態であることが大変なのだとか。

主婦業の時給が高めに査定された理由は、長時間拘束されている感覚と、それにより生じるストレス感が高いと感じているためでしょう。機嫌よく主婦業を行うには、時間のやり繰り・気持ちの切り替えをしっかり行い、モチベーションを自分で維持する必要がありそうです。

そして、もしも再就職を考えているならば、自己査定の時給を忘れてしまうくらいが良いでしょう。なぜならば、数年ブランクがある方の再就職では、派遣社員よりもパートタイムのほうが、チャンスを掴みやすい可能性があるからです。しかし、アルバイト・パート平均時給は、2013年4月時点で980円(※2)。主婦の時給とだいぶ差があり、現実を受け入れ難いままでいると、再就職できずに年月が過ぎることもあるのでご注意を!

[執筆:五十嵐 ゆき(キャリアコンサルタント)]

 

【参考】
※1. 株式会社メディアフラッグ「主婦業の賃金についてのアンケート」(2012年7月31日発表)
※2. リクナビ派遣「派遣のお仕事 職種別平均時給」(2013年7月発表、関東)