最近の洗剤の商品は、「短時間でしっかり効果!」をアピール。働く女性にとって、いかに日々時間が足りないかを表すとともに、時間をいかに生み出すか? に関心が高いことが窺えます。働く時間をテーマに、現状や、明日からできる時間管理の工夫例をご紹介します。

 

■ 「待ち時間」に注目した、時間管理の達人

オフィスワークでは、自分を含めて2名以上のチームで仕事を進める機会が多いです。他のスタッフの、あるいは取引先からの返事の遅れで「待ち時間」が生じることもあります。日経新聞の記事(※1)によれば、このような工夫をした達人がいるそうです。

1.スケジュール調整など、仕切り役を買って出ることにより、自分のペースを乱さずに取り組む。他のスタッフからの連絡を待つことこそがストレスで時間の無駄と、達人は気づいたのだとか。この積み重ねの結果、達人は退社時刻を4時間も短縮できたとか。

2.自分が発信するメールは、5行でまとめる。たとえば、業務の遅れの原因を知りたいとき、「なぜ遅れているのですか」ではなく、「これが原因ではないかと思いますがどうでしょうか」と書く。相手がイエスかノーで、すぐに返信しやすくなるそう。

 

■ 働く女性の労働時間の現状

転職や再就職の相談で、「残業時間は毎月10時間まで」との条件をよく聞きます。 一方、総務省の調査(※2)によれば、働く女性の約6割は週に35時間以上労働。さらに、その4割が週に43時間以上の労働ですから、毎日少なくとも90分以上の残業をしている計算です。

そうなると、条件どおりの求人に出会うチャンスが多いとは言えません。求人条件にこだわるのか、それとも、時間管理を工夫をしようと割り切るのかは、あなた次第です。

前述のように達人は、相手のために自分が、”一見余計な仕事を背負う”ことで、自分にとってやり易い流れを創っています。達人の工夫を参考に、あなたが毎日ハッピーな気持ちで働けますように!

[執筆:五十嵐 ゆき(キャリアコンサルタント)]

 

【参考】

※1. 『日本経済新聞』2013年4月2日「「待ち時間」減らす調整力」
※2. 総務省『平成24年労働力調査年報』「週間就業時間別非農林業雇用者数」