仕事では、年末案件の段取りや忘年会手配。家に帰れば、普段の家事に加えてクリスマスケーキの予約や年賀状の手配など、この時期のワーキングマザーは、文字通り目も回らんばかりの忙しさ。つい、時間をお金で買うような行為が多くなってしまいがちです。筆者もワーキングマザーのはしくれ。お気持ちは、とってもよく分かります(笑)。

でも、ここで家計管理が緩んでは大変! 帰省などお金がかかる時期が控えています。最小限のマネーで最大限の時短効果をねらうべく、マネー・タイム・バランスの意識を高めましょう。

 

■ 総菜コーナーのおかずを買うのは○か? ×か?

残業続きで疲れて帰宅。お弁当はイヤだけど、かといって夕食のおかずを作る元気もない時に頼るのが、お総菜ではないでしょうか。マネー・タイム・バランス的にオススメなのが「総菜+素材」で一品にする総菜活用法です。

例えば、レバー炒めの惣菜パックを購入し、家にあるタマネギやニラを追加して炒めて食卓に出す。こうすれば野菜が増え、栄養的にも見た目もボリュームアップ。きんぴらごぼうを買って、一口大に切り分けた豆腐の上に乗せれば、あっという間に酒のつまみが出来上がり。いかがですか?

一方、餃子や枝豆をそのまま買ってくること、これはあまりオススメしません。というのは、同様の冷凍食材が安く手に入るから。常備しておき、家で焼いたり茹すことで、熱々が食べられますよね。

総菜活用はスピード調理の強い味方。アレンジ前提で総菜コーナーの品々を見回ってみて下さい。

 

■ クーポンや○○デーで陥る落とし穴

一見節約に思えるクーポンや割引デーの買い物。ところが、その中身を見てみれば「浪費」だった、ということが実はよくあります。「二つで○○円引き」「優待価格は○○円」の表示につられ、“いつもより安い”を免罪符にして、それほど必要ではないものまで買い物かごに入れていませんか?

クーポンや割引デーに買い物する場合は、出かける前にイメージトレーニングならぬ、予算決め、総量規制をしておきましょう!

衣料を買いに行く場合であれば、Tシャツを○枚と下着を○枚ずつ、というように「購入枚数は絶対守る!」と決めておきましょう。食料品であれば買い物かごは一つだけ、しかもカートではなく手で持つ。こうした総量規制によって、買いすぎを抑えるやり方もあります。

ネット通販や専門店で買えそうなものは、優待価格であっても最安とは限りません。即決せず他店を調べる、という一手間をかけるよう心がけて下さい。

 

お金で幸せは買えませんが、上手にお金を使って家事時短をすすめることで、暮らしの満足度をアップすることはできます。マネー・タイム・バランスの視点を磨き、師走に向けて、お財布も体力も温存しておきましょう。

[執筆:海老原 政子(ファイナンシャルプランナー) ]