「相手はいないけれど、産休を取りやすい会社に転職したい」といった内容の、シングル女性によるキャリア相談は、もはや珍しくありません。その本音をお聴きしていくと、「仕事をしながら出産できるだろうか?」という漠然とした将来不安を抱えているようです。

 

■ ひとりが不安

日本経済新聞の記事(※1)に、独身女性が産み時と仕事のタイミングについて思いを巡らす内容を見つけました。子どもを望む理由が、「親の死に直面したとき、一人では乗り越えられない」から…。

うーん…、お気持ちはお察しします。けれど、その時に夫や子どもがいたとしても、支えとしてアテにできるかどうかはわかりませんよね。そのように思った時に、ポン! と膝を打つ、ドンピシャな記事を見つけました! 牛窪恵さんによる「人生を変える!おひとり力の力とは?」(※2)です。

 

■ おひとり力を高める一歩

牛窪さんによれば、おひとり力とは、「ひとりでも何とかなる! と自分を信じられる力、自分力」のこと。

ちなみに、連載記事を読み進めると、未婚・既婚・セレブ婚に限らず、この自分力はあるに越したことはない様子。 自分力を育てる第一歩は、「気の持ちよう」なのだとか。たとえば、「あれ? 最近、ヘンだな?」などの直観を信じて、できるだけ休息をとることですって。

「気の持ちよう」と目にしたとき、ちょっと不調でも大丈夫! と気持ちを奮い立たせて…などと続くと想像したので、正直意外です。これなら、取り組みやすいですね。

牛窪さんによれば、「自分力」を高めた女性には魅力的な女性が多いとか。それなら、自分力を高めない手はありません。なんとなく不安を抱えたまま転職や産み時を検討するのではなく、少し立ち止まり、自分をいたわることから始めてみては? キャリアカウンセラーとしては、休息とともに、どのようなライフスタイルを望むのかを考えることもおすすめします。真剣に人生を考えるあなたに、ぜひ!

[執筆:五十嵐 ゆき(キャリアコンサルタント)  ]

 

【参考】
※1. 『日本経済新聞』 2013年11月20日 「働く女性の産み時は?」
※2. 『日経ウーマンオンライン』2013年5月17日「人生を変える! 「おひとり力」の力とは?」