最近のスマートフォンやタブレット端末用のアプリには、子ども向けのコンテンツも増えて、とても便利。ママが用事を済ませたい時についつい見せていませんか? しかし、そんな「スマホに頼る子守」に日本小児科医会が警鐘を鳴らしています。

 

■ 健全な発育を妨げるおそれが

2013年12月1日の『NHKニュース』(※)によれば、全国の小児科の医師で作る団体「日本小児科医会」は、乳幼児にスマートフォンやタブレット端末を渡して長時間遊ばせる行為は、健全な発育を妨げるおそれがあるとして、ポスターで注意を呼びかけるなど取り組みを始めたとのこと。スマートフォンなどの普及に伴い、長時間、絵本や歌のアプリで遊ばせたり、アニメの動画を見せたりするケースが増えており、子どもの発達に悪影響を及ぼす可能性があるというのです!

本来であれば乳幼児は、親と触れ合ったり五感を使った遊びをすることで、健全な発育が促されると言われています。ですが、スマートフォンの使用でそうした遊びの機会が減ってしまうのは、本当にもったいないことですね。

 

■ 教育用アプリの使い方

乳幼児向けの教育用アプリを開発する会社では、子どもが使う際にどう注意したらいいかという問合せが多く寄せられ、専門家の協力を得て独自のガイドラインを作成したとのこと。ガイドラインでは、スマートフォンやタブレット端末は親子で会話をしながら一緒に使う、絵本やおもちゃなどとバランスよく組み合わせる、生活のサイクルを守りながら利用する、などが盛り込まれているそうです。

ママとしては、家事や仕事など、子どもに一人で静かにしていて欲しい時にスマートフォンを使用しがちですが、「教育目的」で使用するには話しかけながら一緒に使うのが基本スタンスのようです。筆者も子どもの好きな動画や絵本アプリを夕食作りの間に見せたりしていたことがありますが、どんどんスマートフォンの使い方を覚えて、長時間見てしまうので全面禁止にしました。やはり家庭でのルールを決めないと、便利さに負けて使用時間が増えてしまいそうです!

 

■ スマートフォンに割かれる時間はかなりの量に

毎日の中ではほんの数分かもしれませんが、積み重なれば大きな時間がスマートフォンに割かれていることになります。子どもがスマートフォンを触っている時間だけでなく、ママがSNSをチェックする時間もかなりの量になるのではないでしょうか?

最近、友人が「facebookやめました」と宣言し、勇気ある行動だと思いました。友達が増えれば増えるほど、記事のチェックだけでも時間がかかるので要注意です。貴重な子どもとの時間を大切にしたいものですね。

[執筆:藤崎 葉子(キャリア アドバイザー) ]

 

【参考】
※ NHK/NEWS WEB「スマホに子守させないで」(2013年12月1日)