保育所に預けている子どもが急に病気になってしまった。そんな時に限って、大切な打ち合わせや動かせない期限と重なっていたりすることがよくあります。このような場合に仕事をとるのか、子どもをとるのか、とても悩みますよね。そんな時に頼りにできる存在が、病児保育室と病後児保育室です。

 

■ 病児保育と病後児保育とは

病児保育とは、子どもが病気の時に預かってくれる保育サービスのこと。そして病後児保育とは、病気はほとんど良くなっているけれども、完全ではないという回復期に預かってくれること。

病気まっ只中と回復期とに分けて考えると、理解しやすいと思います。

 

■ 施設はどこにあるの?

まずは、ご自身が住んでいる自治体に問合わせてみてください。補助金を受けている施設については、自治体で完全に把握をしています。職員さんに是非、聞いてみてください。

また、全国病児保育協議会のHPに、全国病児保育協議会加盟施設一覧表があり、どこにどのような施設があるのかを確認することができます。定員や病院併設の施設であるとか、シッターさんが自宅まで来てくれるようになっているなどの記載があるため、施設の特徴も分かります。

以外と身近な場所に利用できる施設があるかもしれませんね。

 

■自宅でお世話をしてくれるの?

自宅に来てお世話をしてくれるのは、自治体が行っているサービスではなく、シッターを派遣している民間の会社がほとんどです。

ですので普段からシッターさんを利用しておき、もしもの時や本当に使いたい時に、子どもも親も普段からお願いしている安心感で預けることもできるのではないでしょうか。病気の時は心細くなってしまうもの。そんな時にいつもと違う施設に行くことになったら……。子どもは、よりいっそう心細いのではないでしょうか? ですので、シッターさんに自宅に来てもらえるなら、子どもも安心してご両親と離れることができるのではないでしょうか。

 

本来、子どもが病気の時にはしっかり仕事を休めることが一番です。ですが、現実はそう簡単ではないのも事実。病児サービスを利用してまで働くべきなのか悩むことも少なくありません。しかし、子どもや自分に合ったサービスを利用すればそんな悩みも軽くなると思います。

仕事復帰前の気持ちに余裕があるうちに、ぜひ病児サービスについても考えておきましょう!

[執筆:三木育美(保育情報アドバイザー) ]

 

【参考】
一般社団法人 全国病児保育協議会「全国病児保育協議会加盟施設一覧表(関東)」