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産むなら必読! 出産までのキャリア形成の考え方3つ
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産むなら必読! 出産までのキャリア形成の考え方3つ

いつかは子供が欲しいけれど、仕事無しの人生は考えられない! しかも、やりがいのある仕事をしながら子育てするにはどうしたらいいの? そんな仕事大好き人間のあなた。結婚や出産を経験しつつも満足できる仕事をするためには、20代からの準備が大切です。そこで今回は、後悔しないキャリア創りのコツをお伝えします!

 

■ 20代でトライ&エラーを終了する

自分はどんな仕事が向いているか、一生の仕事にしたいと思えることは何か、どんな会社やワークスタイルなら満足できるのか……。20代のうちなら1度や2度の転職も大丈夫! どんな仕事や働き方が自分に合うのか、実際にチャレンジできる時期です。最初から守りに入るのではなく、納得いく環境を求めて情報収集をしてみましょう!

20代で転職や留学、今後のキャリアの軸となる資格取得などを終わらせておけば、出産適齢期を大きく逃すことなく30代を迎えられます。

 

■ 30歳の仕上がりイメージを持つ

20代の後半に入ったら、30歳になった時に、今の仕事でどの程度の経験が積めるのかを具体的に考えてみましょう!

今のあなたの仕事で数年先を行く先輩の動向をよく観察し、彼らが過去3~5年でどんなキャリアを歩んできたのかをチェックするとわかりやすいでしょう。社内・社外を問わず、自分の理想に近いキャリアの人を探して、どんな経緯をたどったのかお話を聞くと非常に参考になるはずです。その時に、男性のキャリアから学ぶ場合は、年齢マイナス5年を目安に逆算して考えるとよいでしょう。男性の場合は、ライフイベントを考慮に入れずに35歳くらいをピークにキャリア形成しているケースが多いので、女性の場合はそれを数年前倒して参考にする必要があるのです。

 

■ 3年以上同じ仕事をしない

女性の場合は、出産前までにある程度のキャリアの道筋をつけておくと、余裕をもって出産前後のブランクを乗り切れます。

そのためには「時間」がとても大切。一つの仕事を極めることも大事ですが、最大でも3年をめどに次のステップに進みましょう。例えば、人事のお仕事であれば採用の仕事を卒業して教育の仕事をする。営業のお仕事であれば、同じ担当は卒業して、分野や領域を変えたり企画やマーケティングなど関連する他部門へステップを踏むなどが考えられます。

ポイントは停滞せず、男性より短いスパンでキャリアの階段をあがることを意識することです!

 

いかがでしょうか? 筆者の場合は、キャリアの軸は30歳までに決めたものの、30代前半まで属する会社選びのトライ&エラーを続けた結果、出産が36歳になりました。婚活や妊活にも意外と時間がかかりますので、後悔しないキャリア創りのために早め早めの動きがオススメです!

[執筆:藤崎 葉子(キャリア アドバイザー)]

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