働くママパパは、子どもが産まれてから「保育所がたくさんある場所がいいから」「待機児童の数が少ないから」などの保育所探し(以下、「保活」)の理由、そして「家が手狭になったから」「子育て環境の良い所がいいから」など育児上の理由から引っ越しを考える場合があります。

さて、保活をする場合の引っ越しタイミングはいつがベストなのでしょうか?

 

■ この時期に、引っ越しをする主な理由は?

引っ越しの理由は幾つかあると思います。例えば、主なものは以下のとおり。

  • 地域に預けられる保育所が少ない
  • 待機児童数が多くて子どもが待機児童になったら困る
  • 家が手狭になった
  • 駅から遠いため、子どもを連れての移動が大変
  • 地域の子育て環境の充実

たしかに、預けられる保育所が少ない地域や待機児童が多い地域に住んでいたら、すぐに引っ越しして保育所がたくさんある地域の方が有利なのではと思ってしまいます。

ですが、保活中の場合は安易に引っ越しをせず、保育所に入園できてから引っ越しをする方がいいケースがあるのです。

 

■ なぜ、保育所に入園できてからの引っ越しの方がいいの?

保育所に入園できたら引っ越そうと思っている場合は、必ずしも現在の家の付近の保育所ではなくてもよくなるため、希望する保育所の選択肢が広がります。これは大きなメリットです。

例えば勤務先よりも2駅遠くなってしまう保育所で、駅からちょっと離れている場合などは、保育所を申し込む選択肢として考えていない場合があります。ですが、保育所が決まったら近場に引っ越そうと考えているのであれば、ちょっと離れている保育所も希望園として躊躇なく申込できるのでは?

実際に通えるか通えないかわからないけれど、一か八かで申込をした保育所に入園できたため、より近い場所に引っ越しをしたという話はよく聞きます。

このような実例から、あえて引っ越しは保育所が決まってからとして、選択肢を広げるとしてみるのはいかがでしょうか。

 

待機児童が減るように行政は対策をしているのですが、なかなか待機児童数はゼロには近づかない現状です。行政が待機児童ゼロに向けて動くのはもちろんですが、自分の子どもが待機児童にならないために精一杯のことをして、納得のいく保活をしてくださいね。

[執筆:三木育美(保育情報アドバイザー), 2014年3月9日]