時間に制約があるワーキングマザーにとって、生産性の高い仕事をするための時間管理術は関心事のひとつ。今回は密度の濃い両立をするための時間の使い方のヒントを紹介します。

 

■1. 一日の脳の使い方の特性を知り、効果的に仕事・子育てをする

『脳が元気になる1日の習慣』(著者:佐藤富雄氏)によると、朝の脳は「交感神経」が活発になり、活力がわく状態になるそうです。そのため午前中は重要な会議や商談、業務に取り組む時間にするとよいです。午後は定例業務に取り組み、夕方から夜は副交感神経の時間のため、翌日の準備をしたり休むのに適しています。

ちなみに、自分自身もワーキングマザーである筆者は、子どもへの愛情表現も兼ねて夜は子ども一緒に寝てしまい、朝は4時頃に起床します。こうすることで誰にも邪魔されずに仕事や家事をすることができるので高い集中力で取り組め、一日の過ごし方に余裕ができます。

 

■2. TO DOリストは重要度、緊急度などから優先順位を決める

TO DOリストを活用する方はいると思いますが、重要度、緊急度のマトリクスで優先順位をつけ、取り組むとよいでしょう。その際、仕事のことだけでなく、子どもとの時間も組み込むこと。

例えば、筆者の場合は小学1年生の息子がリビングで宿題に取り組むときに隣で見てやりたいため、メールの返信をしたり、参考資料を読むといった軽めの業務をすることにし、子どもとの重要な時間を確保することにしています。

 

■3. 仕事も家事も苦手なことは時間を決めて、毎日取り組む

誰でも苦手な仕事はあるものです。しかし後で慌てないためにも、決まった時間だけ取り組むという方法をおすすめします。企画書であれば、15分だけ書いてみる。それを毎日繰り返すことで、その時間以外にその業務について思考する時間になるためはかどることにつながります。

これは家事にも言えること。筆者は掃除が苦手なため、1日10分だけ掃除をするということに決めています。

 

最後に時間管理で気をつけたいことは、効率を重視するあまり人とのコミュ二ケーションを疎かにすること。仕事はあくまでも信頼関係で成り立っています。職場や家族とよいコミュニケーションを取ることを前提に時間管理に取り組めるといいですね。

[執筆:小倉 環(キャリアカウンセラー) , 2014年3月31日]

 

【参考】
佐藤富雄(2009)『脳が元気になる1日の習慣―「朝、昼、夜、休日、休暇」の使い方で、幸せな未来を手に入れる』ダイヤモンド社