先日、筆者が実施した保活セミナーにおいて、保育園への入園が決まっているママさんたちから、断乳のタイミングの質問を受けました。子どもが保育園に入ることが決まると、入園準備の一つに断乳があると思いがちです。

ですが、実際は断乳のタイミングはそこではありません。授乳を続けられるのであれば、続ける方がママも子どもも、良いことがたくさんあるのです! 誰もが悩む断乳のタイミングですが、実際はいつ頃がいいのでしょうか?

 

■ 授乳を続けた方が良い理由は?

授乳を続けると良いことの中でも、“ママの癒し”と“子どもの精神安定剤”は大きな項目です。

ママは仕事に復帰すると、子どもとゆっくり過ごす時間があまり取れなくなります。しかし、帰宅後にまず授乳をすることにより、“ほっ”とする時間を持つことができます。子どもとのゆったりとした関わり合いの時間として確保することができるので、ママの精神安定剤にもなります。

子どもの精神安定剤。今までは毎日、朝から一日ずっと一緒にいたはずのママとの時間が急に減り、おうち以外の場所に連れて行かれた子どもは、子どもなりに緊張した生活を送ります。ですので、おうちに帰ったら、ママのおっぱいが飲めるというのはモチベーションの一つにもなり、ママとのゆったりとした時間を過ごせる精神安定剤的な時間になり得るのです。

また、保育園に通いだすと病気になる率が確実にアップします。病気時に食事や水分が取れなくなることもあるのですが、おっぱいが飲めれば脱水症状を逃れることもできるのです。

 

■ だからといって、無理に続ける必要はありません

ママ自身も、仕事へ復帰すると緊張したり、日中の授乳がなくなったりするため、おっぱい自体がでなくなることもあります。

日中も疲れているのに夜中の授乳となると、添い寝で授乳をしていてもやっぱり睡眠不足になってしまい、ママの体調が悪くなってしまうことも。その時は無理に続ける必要はありません。

ママが負担になるのであれば、無理する必要はないのです。子どもにおっぱいを止めることを伝えれば、0歳児でも理解が出来ます。

辛くないうちは続ける。辛くなったら止める。ちょっと大げさかもしれませんが、それくらいの軽い気持ちでいいと思います。

 

新しい生活が、今までとの生活と全て変わってしまう場合は、大人でも大変です。

出来るだけ、子どもが安心できる環境を整えてあげることが重要です。お子さんと話し合いながら断乳をしてみてくださいね。

[執筆:三木育美(保育情報アドバイザー), 2014年3月23日 ]

 

※ 児童福祉法では「保育所」の表記が本来の名称ですが、一般的ではないため、本記事では「保育園」と記載しています。