新年度、あなたの仕事には変化がありましたか? 昨年の4月とまったく同じ仕事をしているとしたら、少々危険を感じた方がいいかもしれません! 今回は、キャリアが塩漬けにならないコツをご紹介します。

 

■ 停滞は後退と考えて!

同じ部署の仕事だったとしても、1年たてば周囲のメンバーが変わっていたり、その仕事をとりまく外部環境が変わっているはずです。それなのに、あなたが仕事のやり方や時間配分をまったく変えずに淡々とこなしているとしたら、成長や改善が見られないことになってしまいます。

同じ仕事に飽きてしまい、「停滞」していると感じている方は、キャリア形成の視点から見れば「後退」しているとも言えるのです!

 

■ 仕事の幅を広げる意味

働く女性のお話をうかがっていると「専門性を高めたいから、同じ分野の仕事だけ続けたい」と考える人が多いと感じます。しかし、20代のうちからあまりに狭い分野の仕事だけに限定してしまうと、30代以降には視野の狭いビジネスパーソンになってしまいます。

将来、管理職になったり、専門分野で他者に差をつけるには、ビジネスをいろんな側面から学ぶ必要があるのです。この春、予想しない仕事を命じられた人もいるかもしれませんが、それはあなたの強みを増やすチャンスかもしれません。

 

■ 「変化」を前向きにとらえて

筆者の好きな言葉に「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」というものがあります。これは、株式会社リクルート(現 株式会社リクルートホールディングス)の旧社訓で創業者である江副浩正氏によって作られた言葉ですが、同社の社員に限らず広くビジネスパーソンを勇気づける言葉として、今も受け入れられています。

この春、「変化」がなかった方は是非自ら提案や改善を行って自分を成長させる機会を増やしましょう。一方、意にそぐわない「変化」があった方もいったんはそれを受け入れ、視野が広がり必ず成長できると信じてそこから頑張りましょう。

結婚・出産を経てもキャリアの市場価値を維持し、社会に求められる人になるためには、どんなキャリアを積めばいいか? というご質問をよくいただきますが、どんな仕事でも「変化」に適応しながら「成長」できる方は自然とキャリアの幅を広げるチャンスがまわってきますし、同年齢の方よりも成長しているはずです。

いったんキャリアが塩漬けになってしまうとなかなか抜け出せなくなるので、できるだけ「変化」を起こして「成長」できるようにしてみましょう!

[執筆:藤崎 葉子(キャリア アドバイザー), 2014年4月8日]