「もう誕生日?!」「また1歳年を取る」… 1年という時間の速さに驚愕した経験はありませんか? 女性は一定の年齢を過ぎると自分の年齢について考えることが憂鬱になる傾向に。筆者もまたそうでした。そしてなぜか、誕生日の頃に体調を崩しやすかったのです。

実はこれは誰にでも起きやすい誕生日前後の不調、「誕生日クライシス」ともいえる現象。またそれには理由もあるのです。どなたにも起きうる誕生日クライシスを防ぐコツをお伝えします。

 

■ 誕生日と体内時計遺伝子の関係

ヒトのからだには、24時間を感じることが出来る体内時計遺伝子が備わっています(※)。誕生日を自分の基軸時間とすると、体内時計は誕生日にきちんとリセットしようとします。その際、機械ではないために生じていた感覚のズレを直そうとする摩擦で体調不良が生じやすいのです。

摩擦力は大きいと不眠に繋がり、筆者のセラピールームにも、体内時計の狂いから注意力散漫に苦しむ方がご相談に。誕生日という節目で自分自身を振り返る時に、ネガティブ思考も生まれやすいことが体調不良を助長します。

 

■ 発想の転換で自分を安心させる

「誕生日」は誰にとっても1年のなかで特別な日。素直に喜び、周囲にも祝って欲しいのが本音です。せっかくならば誕生日前後のひと月も大切にしてみませんか? 1年のうち3ヶ月間も “意味ある特別な時間” にすることが出来ます。その期間に色々なイベントを企画する必要はありません。筆者は誕生日クライシスを回避するため、次のような発想でこの3ヶ月を過ごしています。

  • 今、自分は良い巡りのなかにいる
  • 大きな愛情に包まれ、祝福されている
  • 安心できる世界の住人である

意識すべきは普段の時間です。

 

■ 誕生日にこそ相応しいイベントとは?

改めて自分自身の心の深い部分と向き合うことこそ、誕生日に相応しいイベントだと思いませんか? 3ヶ月間つまり約100日もの時間を自分自身を祝うための期間に設定できれば、気持ちにハリと安定感が保てます。忙しい時、たとえ辛く感じる出来事に遭遇しても心には免疫力が出来ています。女性の心理が敏感に反映されやすいお肌の様子と同じですね。

女性は年齢を重ねるほどに、心にも愛情深いお手入れが必要です。せっかくの誕生日をカウントダウンのように戦々恐々として迎えず、“特別な月”は楽しく、自分の成長にとってプラスとなる欲張りな時間へと変えていきましょう!

[執筆:桜井まどか(心理カウンセラー), 2014年6月15日]

 

【参考】
武田薬品工業株式会社 『体内時計.jp』「体内時計とは?」