小学校1年生に上がる時に直面する、様々な問題のことを「小1の壁」といいます。例えば、学童に入れないとか、学童の終わる時間が保育園時代よりも早いため、子どもが1人で家で過ごしたり、過ごすための場所の確保しなければならないなどが挙げられます。

この「小1の壁」以外にも「小1プロブレム」という問題があるのですが、あまり知られていないようです。

 

■ 小1プロブレムってどんなこと?

「小1プロブレム」という言葉は、小学校に入学すると、今までとは違う集団生活をしなくてはならなくなるため、そこで起こる様々な問題のこと。

よく言われているのが、このようなことです。

  • 授業中に座っていられずに立ち歩いてしまう、よい姿勢の状態でいられない
  • 先生の話を聞かない
  • 学校に一人では登校できず親についてきてもらう

 

■ 小1プロブレムにならないためには?

大きな環境の変化によって起こるため、就学を控えている子どもに対して環境を少しずつ小学校生活に見据えて整えてあげると、小1プロブレムに悩まされにくくなるようです。

小1プロブレムの対策として、就学前に家庭でできることを具体的に挙げてみます。

 

1. 生活のリズムを整える

早寝早起き(休日でも同じ様)をし、決まった時間に食事を。朝食もしっかりと食べましょう。

2. 和式トイレに慣れさせる

様式のトイレが増えたとは言っても、学校によってはまだまだ和式が残っています。2~3回位は使っておき、抵抗なく使えるようにしておきましょう。

3. 絵本の読み聞かせをする

集中力が付き、文章に親しむことにもつながります。

4. 自分のものを置く棚や場所を決める

時間割に応じてランドセルの中身を自分で用意できるように、持ち物の管理を習慣づけ。子どもの力で、ある程度の物が準備ができるような環境を整えてあげましょう。

 

よくよく考えてみると、親も子どもが小学校に行くことで生活環境が変わります。大人も生活環境が変わると大変になり、余裕がなくなることもあるので、今からお子さんと一緒に少しずつ変えていってみるといいのかもしれませんね。

[執筆:三木育美(保育情報アドバイザー), 2014年6月18日]

 

【参考】
『asahi.com』「小学校に慣れよう 小1プロブレム試行錯誤」2010年11月1日