2014年5月29日に経団連が『2014年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況』を発表(※1)。表現こそ固いものの、要は“夏のボーナス”の金額調査。この調査は、東証一部上場・従業員500人以上の主要20業種大手240社を対象に行われ、74社の回答がまとめられています。

気になる結果ですが、従業員1人あたりの2014年夏ボーナスの平均額は88万9046円。2013年の同調査では平均額81万7155円ですので、7万円近くの増加ですね。

また、三菱UFJリサーチ&コンサルティングでは、大手企業以外も含めた夏ボーナス額の調査を発表(※2)。それによれば、2014年夏ボーナスの平均額は36万3300円。ちなみに国家公務員は平均57万8400円だそうです。

 

■ 金額よりも大事なものがある!

もちろん、フリーランスや年俸制という働き方の人もいますし、誰しもがボーナスに関係するわけではありません。筆者もボーナスとは無縁の働き方ですが、この時期になると「ボーナスとしてまとまったお金が入る人はいいなあ…」と密かに思ってしまいます。

そんな時にふと思い出すのは、事業家の本田健氏による“お金の話”。それは、どれほどのお金があっても「お金のIQ」と「お金のEQ」が低ければ、一生お金で苦労するということ。「お金のIQ」「お金のEQ」とは、本田氏が提唱している言葉で、「お金のIQ」はお金に対する知性、「お金のEQ」はお金に対する感情のことです。

お金のIQが低ければ、大金が手に入っても詐欺にあったり、お金のEQが低ければ、お金に感情が振り回されてしまい金持ちだけど孤独になったり。「お金」で人生が台無しになることもあるのです。

 

■ お金に関する名言4つ!

とはいえボーナス額に一喜一憂してしまう…。そんな時にハッと襟元を正される名言を、本田氏の著書(※3)から抜粋してご紹介します。

 

「金がないから何もできないという人間は、金があっても何もできない人間である」
― 小林一三、阪急東宝グループの創業者

 

「自己投資は、いちばん高い利子をあなたに払う」
― ベンジャミン・フランクリン、米国の政治家

 

「人生に必要なのは、勇気と希望と、いくらかのお金だ」
― チャールズ・チャップリン、英国の映画俳優・コメディアン

 

「「お金で幸せは買えない」という人は、どこに幸せが売っているかを知らない」
― 本田健

 

貯めるためのお金ではなく、人生を楽しむために。自分の幸せに必要な要素のうち、何がお金で買えて、何が買えないのか。自分の大切な人たちの幸せのために、有意義なお金の使い方とは何か。週末だからこそ、じっくり考えてみるのもいいかもしれませんね。

[執筆:嘉納 夢子, 2014年6月28日]

 

【参考】
※1. 日本経済団体連合会「2014年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況」2014年5月29日発表
※2. 三菱UFJリサーチ&コンサルティング「調査レポート 2014年夏のボーナス見通し」2014年4月2日
※3. 本田健(2012)『読むだけでお金に愛される22の言葉』フォレスト出版