「好きな色」と「似合う色」、一致していますか? 好きな色の服を試着をしてみたら似合わなかったという体験。これは春夏秋冬の4シーズンに色分けされたドレーブをあてて似合う色を診断するパーソナルカラーによる結果と、その人自身が好きな色は一致しない現象です。

色にはプラスとマイナスという二つの顔があります。赤を例にとると、プラスの意味は前向き・元気、マイナスの意味としては攻撃的・強すぎる感情など。色から喚起されるイメージには、それを目にする人自身の体調や感情、経験など個人の想いが加味されて幅が出るのです。色の印象には個人の心理も影響する色彩心理の法則で、色をさらにお洒落に愉しみませんか。

 

■ 色は戦略的イメージ・ツール

色を身につけることは、その色の持つパワーに包まれるということ。色の持つ意味やポジティブなイメージを利用し、より良く見せたり調和が感じられる色は美しいですね。ウィンドー・ディスプレイでは色を巧みに使って流行を発信しブランド・イメージを展開しています。これらも色彩に寄せる人の心理を利用している例です。色は、他人に与える印象に心理的操作が可能なツールにもなりえます。

 

■ 色から受け取るメッセージ

似合う色は主にパーソナルカラーによるもので、好きな色は個人の思い出や経験に彩られた感情が影響しているとお解りいただけたでしょうか。筆者の開講する色彩心理ワークショップでは、人生のターニング・ポイントで現れる色について考察。個人的な色についての意味を知る事が可能になります。マイナス感情を伴う色も出てくることがありますが、それは決して悪いことではなく、ご自身の歴史に表れたメッセージなので大切にするようお伝えしています。

 

■ 色でセンスアップ!

好きな色はその人の内面と深く関連、効果的に用いるために文房具やバッグや靴などの小物から取り入れてみましょう。目に触れるものが好きな色で統一されると安心感や自信に繋がり、装いには大人の余裕とセンスが感じられます。試行錯誤を繰り返しながら自分が好きな色、自分を良く見せてくれる色を探ることで、色づかいで野暮ったい印象になることも防げます。

 

ずっと気になっていたことが思い出や経験とともに蘇り、人生を彩ってくれている色は心強い味方に感じられるでしょう。自分らしさ、そのひとらしい美しさは選択する色に現れます。こころの内側の感情を色彩に乗せて表現してみませんか?

[執筆:桜井まどか(心理カウンセラー), 2014年7月8日]