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40代のリスタート、自己演出を意識したスーツの選び方!
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40代のリスタート、自己演出を意識したスーツの選び方!

40代は人生の折り返しも意識しはじめる頃。「人生を自分らしく、仕事もまた始めたい」というリスタートの心の動きも活発に。筆者のカウンセリングルームを訪れる方にも、社会と繋がり自分らしく装うことで女性らしさも取り戻したいという気持ちが見え隠れ。

秋からのリスタートをお考えの方や、年代を問わず通勤に必要なスーツや小物の揃え方について、筆者の体験も交えてお伝えします。

 

■ 単品で着回し可能なアイテム

スーツはリスタート世代は1サイズ上を選んだほうが綺麗なラインになる場合もあり、全身のバランスをみるために試着は必須です。たとえ普段愛用しているアパレルブランドであっても、スーツは着心地とサイズの両面からチェックします。

 

■ インナーはアウターとの相性で

シャツやブラウスなどのインナーは、ジャケットの襟の形との相性をチェック。ノーカラーやVゾーン(テーラードカラー) から覗くインナーの襟の、ボウタイ(リボン) や刺繍などの見え方を確認します。スーツ購入後に、インナーを襟元にあてて選ぶと失敗がありません。リスタート当初は、疲れや多忙からクリーニングや洗濯が間にあわない場合も考え、1週間分の5パターンの用意があると安心です。

 

■ 靴とバッグ、少なくともこれだけは

慣れないことや緊張する場面では足も通常より汗ばむので、靴は2足を毎日交互に履きます。バッグもスーツの色味に合わせて黒や茶系、無地と素材や柄など変えたものを2色(2パターン) を用意し、バリエーションをもたせます。

 

■ リスタートに現れる「色」

リスタートとは、直近の経歴や肩書きなど何もなく、現状を知ることから始まります。色で表すとしたら濁りがなく、未来と可能性が感じられるポジティブな「白」。

業界によっては独自の人間像やカラーが求められ、それに添うように自分のスタイルを創ることも必要になります。スーツ選びひとつにしても、何も知らない新卒時とは違い、自分自身を知っている今だからこその選択が可能に。周囲にアピールする意識は、自分をプロデュースしていくことでもあります。いくつもの顔をTPOで使い分け出来るように、自分らしい素敵な着こなしを増やしていきましょう!

[執筆:桜井まどか(心理カウンセラー)]

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