「保活」を乗り越え無事に職場復帰することがワーキングマザー最初の壁であるならば、次に待ち構える大きな変化はなんといっても「小1の壁」。ワーキングマザーとなる人が続々職場復帰している昨今、このあたりまでは経験済みのママが増えてきたけれど、その先まで乗り越えている先輩はまだ少数ではないでしょうか。今回はその先に待ちうける第3の壁、「中学受験」にせまってみたいと思います。

 

■ 10歳は子育ての第一ゴール!?

諸説の教育論では、子育ての最初のゴールは8歳~10歳あたりとして語られることが多いかと思います。運動神経や脳の発達、いろんな面から見てこのあたりに大きな節目があるようです。

仮に10歳を一つのポイントとすれば、小学校4年生になり、だいぶ子どもっぽい雰囲気も抜けてきて親よりお友達を優先するようになったり、学校の勉強もグンと難しくなるころです。ワーキングマザー生活も10年目、勤務をフルタイムに戻している人も増えると思いますが、仕事に邁進できると思いきや、またも難関が待ち構えているのです!

 

■ 中学受験する? しない?

まだ保育園ライフを満喫しているワーキングマザーの皆さんは、とりあえず小学校は地元の公立へとお考えの方も多いはず。しかし、今お住まいの地域の小学校卒業生の中学受験率をご存知ですか? 都内では、女の子は私立中学への進学率が半数を超えるところがめずらしくないですし、中には男女関係なくほぼ100%というところも!

また、中学受験を準備するための塾通いは、小学校3年生あたりから始まるところもざらです。まだまだ保育園と思っても、もうすぐ先に今後の教育をどうするかという選択が待っています。

 

■ 塾弁当に勉強のフォローに…

中学受験の受験生を持つ親のタスクは予想以上に幅広く、共働きの場合は両親のどちらかが働く時間をセーブして面倒をみるケースもよく耳にします。

具体的には、夜遅くまである塾のために夕食のお弁当を持たせたり、勉強でわからないところをみてあげたり、学園祭や学校見学に参加して志望校をチェックしたりと最後の1年は大忙し。中には勤務形態を変えたり、時短勤務を再びとれる制度を利用して、半年だけ時短したりするパパやママもいるくらいです。

筆者の子どもはまだ5歳ですが、共働きで中学受験を乗り越えたパパやママにお話を聞くと、口をそろえておっしゃるのが「中学受験は親がどれだけみてあげるか、です!」というお言葉。

ワーママにとっては、覚悟が必要な一大イベントになりそうです。皆さん、地域情報や先輩たちの情報に今から要チェックですよ!

[執筆:藤崎 葉子(キャリア アドバイザー), 2014年8月22日]