9月に入り、小学生のお子さんを持つ働くママ達が「やっと学童のお弁当作りが終わった!」と喜ぶ声をよくお聞きします。小学生になると夏休み中に通う学童では基本的に給食は無く、お弁当になるのです。働きながら1ヶ月半という長期間のお弁当…しかし、これだけではありません。子どもが小学生以上になるとお弁当が必要なシーンが増えるのです!

 

■ 学童の長期休みのお弁当

いわゆる自治体が運営する従来の学童保育では、夏休みや冬休みといった長期休みの間、日中子どもを預かってくれますが給食はありません。そのため、働くママ達の多くはこの期間には、朝のお弁当作りに追われることに。でもお弁当作りさえ頑張れば、東京23区の学童保育の場合は、おやつ代込みで一か月4,000円~7,000円(自治体によって異なる)とリーズナブル。もし昼食や夕食サービスがどうしても欲しい! というママは、月額数万円と費用ははねあがりますが、民間の学童保育を利用すれば食事を用意しなくていいところもあります。

 

■ 学習塾通いのお弁当

小学生のお弁当作りは長期休みだけではありません。高学年になると、中学受験を準備されるご家庭の多くは学習塾に子どもを通わせることになるかと思います。その際、受験用の学習塾は夜遅くまで勉強するため、お弁当を持参して休み時間に食べるケースが多いようです。いわゆる「塾弁」です。温かいものを食べさせたいママは、塾の休み時間に合わせてお弁当を持参する方もいるとか。働くママにはお弁当を届けるのは難しいので、塾のある日は朝のうちに作って冷蔵庫に入れておき、子どもが自分で持参という方法を取るご家庭が多いようです。

 

■ 中学校生活のお弁当

政府の調査(※)によれば、2014年現在、東京都内公立学校の完全給食実施状況は97.8%、埼玉県99.5%、千葉県100%と、首都圏では給食が完備されている状況です。ところが、神奈川県では24.9%と全国平均の82.4%と比較しても極端に少なく、働くママも多いと予想される横浜市や川崎市といった大都市圏でも給食がないというから注意が必要です。関西圏でも大阪府は14.7%と突出して少なくなっています。また、私立中学についても各校の方針により給食がない学校も珍しくありません。自分の住む地域、希望する学校の給食状況も要チェックです。

 

こうしてみると、長期休みも無くお弁当の機会も運動会と遠足程度の保育所と比べ、小中学校生活での育児の手間は減るようで減らない!? 要素も多々あります。早目にパパにもお弁当を作るスキルを磨いてもらうのもいいかもしれませんね!

[執筆:藤崎 葉子(キャリア アドバイザー), 2014年9月8日]

 

【参考】
※ 総務省統計局「平成24年度 学校給食実施状況調査」