「結婚」とはカップルの数だけ、その顔も違うもの。筆者のカウンセリングルームにも結婚前に心配が先にたち、結婚自体に迷いを訴える女性も。ひと言では言い表せない漠然とした「結婚」像と関連する様々な傾向について、イメージしやすい「色」に置き換えて考察します。

 

■ 女ごころの色

結婚情報誌『ゼクシィ』のブライダル総研(※1)によれば、結婚式でのお色直しは1回が主流だそうです。お色直しは「女性は嫁ぎ先の家の色に染まる」ことを意味し、本来は白無垢から色打ち掛けなど1度だけ衣装を変えるものです。現代女性の気持ちは「一生に1度の花嫁衣装は出来るだけ長い時間着用したい」「お色直しで別のスタイルも見てもらいたい」のほうに近いかもしれませんね。

 

■ クオリティが放つ色

「結婚」といえばリング、その色についてはどうでしょうか。ほとんどの人がダイヤモンドや他のリングと相性の良いシンプルなデザインを選択、高価ですがプラチナが人気です。

プラチナの色は、次の3つの特徴が放つ光によって表現されています(※2)。

  • 希少性 :ゴールド生産量の30分の1
  • 純粋性 :純度85%の内包物の少なさ
  • 永遠性 :耐久性に優れ摩滅しない

近い色味のシルバーと比較しても、プラチナは内側から発光する意志のような強さが感じられ、働く女性や年齢を重ねた大人の女性にもふさわしいクオリティです。

 

■ 人生の色

結婚を象徴する花嫁衣装とリングの色から考察すると、結婚とは甘さや華やぎではなく、むしろ日常をコツコツと積み上げていく先に出来上がっていくものです。それは自然が育んだプラチナの性質や表現される輝きそのもの。

すべてのカップルは、それぞれの歴史によって夫婦らしさを築いていきます。もし結婚に迷っている人がいたら、先の心配ばかりに目を向けず、希望を持って人生の新たなスタートに立つことを願います!

「結婚」はプラチナ色、希少性・純粋性・永遠性… この3つのキーワードも添えて読み解けば、生涯に渡り揺るがない基本を手に入れたと感じられます。自然が育むプラチナ色は私達自身の努力によってどのようにも、そしていつまでも輝かせることが可能です。

[執筆:桜井まどか(心理カウンセラー), 2014年10月2日]

 

【参考】
※1. ブライダル総研『ゼクシィ結婚トレンド調査2011 首都圏版』「お色直しの回数は1回。結婚式の衣裳は?」2012年1月18日
※2. プラチナ・ギルド・インターナショナル株式会社「プラチナの特性」