個人で仕事を請け負うAさんは、発注元のダンドリに悩みがあり、もう仕事を請けたくないと語ります。最近は雇用形態が多様化し、職場内の先輩や上司だけでなく、外部の発注者に対するキャリア相談(仕事関係の相談)も増えています。

10月は特に人間関係のご相談が増えますね。このまま振り回されてはしんどい、何とかしたい! という気持ちが切実になる季節なのかも。解決策はあるのでしょうか? まずは反面教師として、『マイナビウーマン』の「一緒に仕事をしたくない人の特徴4選」(※1)を紹介します。

 

■ 一緒に仕事をしたくない人とは?

前述『マイナビウーマン』の記事によるとその特徴は、次のとおり。

・気分にムラがある
例えば、自分の感情で仕事をし、周りを振り回す人。

・責任転嫁する
自分の非を認めない、言い訳する人など。

・仕事を押し付ける
忙しいアピールばかりで実際はおしゃべりだけ、という人もいるとか。

・仕事ができない
同じミスを繰り返す、納期を守れないなど。社会人としての基本を疑うような?!

一緒に仕事をしたくない理由は、相手のせいで自分に負担がのしかかるためなのですね。仕事ではチームワークが大切ですが、限度があるというもの。

 

■ 一緒に仕事をしたくない人への対処法

このような状況を何とかしたい! というのが、ご相談の気持ちでした。前述の特徴1~3の場合、本人が自覚しなければ何も変わりませんから、当り障りのない接し方が賢明。けれど、特徴4には成長の可能性を見出せるか試してから判断してもよいのでは。

冒頭のAさんの発注元は、特徴4に該当します。Aさんは、先方の負担軽減にもつながりそうな具体策をお持ちなのに、伝えることを躊躇していました。出しゃばりだと思われやしないかと……。

自分の考えを伝えずに現状を変えることはできません。伝えないことには、出しゃばりかどうかもわからないまま。具体策があるからこそ、方法・タイミングを図ったうえで伝えてみるのです。伝え方については、キャリア相談で一緒に考えることもできます。

 

転職が珍しくない現在、働いていた環境の違いから、仕事の進め方も様々になりました。「仕事ができない」と相手を決めつける前に、折り合う可能性を模索しましょう。試行錯誤した経験は、今後も仕事をするうえで、どんな環境でも重宝される財産になりますよ。

[執筆:五十嵐 ゆき(キャリアコンサルタント), 2014年11月4日]

 

【参考】
※1. 『マイナビウーマン』「あー、こういうオンナは勘弁! 一緒に仕事をしたくない人の特徴4選」2014年10月22日
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