来年度から始まる「子ども・子育て支援新制度」。その詳細がまだ決まってないまま、来年4月度の認可保育園申し込み受付が始まっています。自治体によって、新制度に対する説明会を実施するところもあれば、説明会が既に終わっているところもあり、対応も様々な状況になっています。

 

■ なぜ、対応がバラバラなの?

もともと保育園の入園に関する申込については、自治体ごとに異なります。

4月度の一斉申し込みをするにあたっても、自治体ごとに申込期間や発表方法なども異なっているのです。都内23区では、早い区では一次の申込が9月から受付が始まり、締め切りはほぼ12月中旬となっています。また、もともとあった申込基準に関しても統一基準以外は自治体ごとの内容になっています。

その流れから、今回の制度が変わるにあたっても、説明や申込等は自治体に任せることになっているようです。

 

■ 不安要素は沢山あるけれど、安心材料もあります

新制度が施行されるにも関わらず、現在の募集は今までと変わりがないため、不安になっている保護者も多いようです。

新制度では「認定制度」があり、保育園に申込みをしたい場合は、自ら認定を受けに行かなくてはなりません。今回は、その認定を受けないまま保育園の申込をすることになるため、とくに今まで申込が出来なかったフルタイム以外で働いていた方々は「認定をもらっていないのに大丈夫なの?」という不安があるようです。

また現在、保育園に子どもを通わせている保護者たちも、新制度では認定が必要だと分かっていない方たちも多く、このままではどうなるのか不安ですね。

しかし、保育園に通っている場合であれば、園からの説明があるはずです。また、これから申込をする場合も申込をする際に役所で説明をしてくれます。もし、説明してくれない場合は、不安だと伝えて問い合わせてみてください。まだこれから説明会を開く自治体もあるので、そこに参加してみるのも一つの方法です。

 

新制度は4月導入に向けてこれから色々な発表があり、自治体も合わせての動きとなります。アンテナを張って、必要な情報収集をしてほしいと思います。

[執筆:三木育美(保育情報アドバイザー), 2014年11月3日]

 

【参考】
※ 児童福祉法では「保育所」の表記が本来の呼び名ですが、一般的ではないため、本記事では「保育園」と記載しています。