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保活、あきらめないで! 3月末までチャンスはある
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保活、あきらめないで! 3月末までチャンスはある

認可保育園の入園審査結果が届き始めるこの時期、この春育休から復帰予定のママにとって入園できるかどうかハラハラドキドキのことと思います。すでに、どこにも入園できないという“不承諾通知”を受け取った方もいるかもしれません。もうこの春の復帰は無理…をあきらめる前に、まだあと2か月ねばってみてはいかがでしょう?

 

■ 不承諾通知を受け取ったら

大変残念ですが、まずは自分の希望する園の中で何番目なのか、どのくらい同点の人がいるのかなど、担当行政窓口へ電話して情報収集してみましょう。それによっては、二次申込で希望する園を変更したり増やすことでチャンスがあるかもしれません。また自分のポイント数では到底入れる見込みがなさそうなことが分かれば、二次募集に期待せず、認可外保育園や保育ママ等の別ルートに活動を変更する手もあります。

また、認可外に既に予約を入れていた方は、園の窓口に電話して現在の待ち人数を確認しましょう。認可に入園が決まった人が抜けると、大幅に順番が繰り上がる可能性大です。認可外の園によっては、認可をあてにせず、即決してくれればすぐに空き枠に入れてくれるという園もあります。

 

■ 3月最終日までチャンスはある!

不承諾通知を受け取ってがっかりした気持ちの中、あちこち電話するのは気が滅入りますが、ここはあきらめず粘ってみることをオススメします! というのは、3月に入ってからでも、一度は認可保育園が決まったママの状況に変化が起きる可能性があるからです。例えば、ご主人の転勤や、退職して育児に専念することに変更などです。

筆者も3月の最終週になって、ダメ押しで順番待ちしていた認証保育園に朝一番に電話したところ、「ちょうど今朝に突然のキャンセルがあり、今すぐに4月入園を決めてくれるなら入園できます」と言われました。忙しい園側も入園できるかわからない予約リストの方にたくさん電話するより、電話をかけてきてすぐに決める人を優先することもあるのです。認証の場合は似たような話をよく聞きますので、ぜひトライしてみてください。

 

それでも、どこにも入れなかったら、育休の延長手続きをすることになると思いますが、仕事に早く戻れないことを嘆かずに、子どもと過ごせる時間が増えたと割り切って、育児を楽しみましょう。それはきっと神様がくれた時間なのですから。

[執筆:藤崎 葉子(キャリア アドバイザー)]

 

※ 児童福祉法では「保育所」の表記が本来の名称ですが、一般的ではないため、本記事では「保育園」と記載しています。
※写真:(c) hkeita / 123RF.COM

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