厚生労働省のサイト『こころもメンテしよう』(※)によれば、強いストレスがかかった状態が続くと「こころと体は疲れてしまい、もう頑張れない状態になってしまいます。これらは、みんな自然な反応です」とのこと。少し安心したところで、そこからいわゆる「五月病」に繋がらないような対策をしてみませんか?

ストレスをクセにしないための習慣は年間を通しても必要なことです。五月病という病名は存在しないので、病気ではなくこの時期特有のストレス状態のこととし、次の3つのポイントをぜひ確認してみてくださいね。

 

■ 1.悩みをアウトプット

目に見えないストレスは自分との闘いでもありますが自分一人で抱えこまず、周囲の皆と互いに悩みを語り合ったり、感情を共有することで、新しい視野が開けるかもしれません。また、カウンセラーに相談することで悩みの本質が明らかになり、解決の糸口に繋がります。

 

■ 2.心身の不安定はココにも

睡眠不足や食欲の過不足などの状態は女性の外見にも変化を及ぼすので、季節や環境が変化する時には気をつけましょう。また、悩んでいる人に対して「肌が荒れてるね」「太った?」「目の下にクマが」… 等は、センシティブな状態の女性にとっては、心配の声掛けは逆に辛く感じることも。

 

■ 3.他の疾患

内臓疾患や自己免疫力の低下からも、ストレスを感じやすくなります。ひと月ほどストレス下にある時には、医療機関の受診をお薦めします。春は企業や自治体で健康診断が行われるので、そこで要検査項目がある人も忙しさにかまけずに、自分のからだが発する信号に丁寧に対応してください。

 

上記のポイントから「五月病」に繋がるストレスの原因は「なんとなく…」から始まり、いくつかの要素が合わさることで本人も気付きにくいことが解ります。

春の環境変化に心身が対応するためには時間が必要で、ストレスと共存しつつ、その状態をクセにしてしまわないというバランスが大切です。自分を追い込まないよう新しい風を呼び込みながら、日々の積み重ねである生活習慣から少しずつ対応させていきましょう!

[執筆:桜井まどか(美エイジング(R)心理カウンセラー), 2015年4月27日]

 

【参考】
厚生労働省 『こころもメンテしよう ~若者を支えるメンタルヘルスサイト~』