クレジットカードを持っていると気軽にキャッシングできるので、ついつい利用する人もいるようです。しかし、キャッシングは要するに借金です。借金することが、一概に悪いとは言えませんが、では、どんなものがいい借金で、どんなものが悪い借金なのでしょう。

 

■1.いい借金とは?

家や車を買う時にローンを組んだり、事業を始める時に銀行に融資してもらったりしますね。こういう借金は、いい借金だと思います。なせなら、借金以上の価値を生むからです。

事業資金で考えるとわかり易いと思いますが、お金を借りることで、誰かの役に立つビジネスを始めることができ、それによって借りた以上の収益を上げることができます。世の中にも自分にもwin-winです。心も経済的にも豊かになります。

 

■2.悪い借金とは?

これに対して、悪い借金とはどういうものでしょうか。一言で言うと、ただ自分の欲望を満たしたいという借金です。人に感謝されたい・すごいと言われたいからおごるための借金、いいものを着たい・食べたいための借金、自分で働いて稼ぐのが面倒だからの借金、などです。どれも、人の役に立っていないし、借金以上の価値は生んでいません。

人のために使うのは、一見いいように思えます。でも、自分に対してお金を使ってもらっても、それが借金だと知ったとき、あなたのことを大事に思っている人だったら、嬉しく思うでしょうか。

 

■3.線引きの基準を作る

いい借金か、悪い借金か、線引きが難しい場合もありますね。家族の入院治療費が必要になったなんていう場合はどこまで負担すべきか、自分で判断基準が必要です。病院に払う治療費は必要ですが、可哀想だから個室に入れてあげようなんていう費用は本当に必要でしょうか。家族を助けるのは、必要な借金です。でも、セーブできるところはセーブしましょう。

借金にもいろいろな種類がありますが、共通して言えるのは、借金する前に、もっと節約する方法はないだろうか、もっと稼げる方法はないだろうか、を見直すことです。いずれ返さなければいけないお金で苦しくならないように、お金は賢く借りましょう。

[ 執筆:阿部 理恵(ファイナンシャルプランナー&カウンセラー), 2015年5月12日 ]