■ 理解しがたい母親の行動

5月第2日曜は母の日です。今年は何を贈ろうか迷っている人も多いはず。プレゼントして喜んでくれればいいのですが、中には品物を送り返す、または受取拒否する母親もいて、そんな対応に悩む娘さんもいるのです。

たとえば、「日頃の感謝をこめてプレゼントを贈るのに、すぐにお返しが来る。せっかくの気持ちが台無しにされたようで不愉快」という人。また、夫の両親も一緒に招くということでレストランに予約したのに、母親が土壇場でキャンセルといったケースもあります。

母娘関係改善カウンセラーの筆者に寄せられる相談の中で一番多いのは、母親がなぜこのような言動を取るのかわからないというものです。

 

■ 母親に翻弄されないために

こうした母親の心理はどのようなものなのでしょうか。頂きものをしたらすぐにお返しするのが礼儀と考える人は、相手が娘であってもそれを実行します。プレゼントが気に入らず送り返してくる母親は、「せっかくだけど私には合わないから、あなた使って」という「もったいない」気持ちを解消したい思いも。食事のドタキャンは、たとえば娘婿やその両親も同席となると、「気遣いで疲れるかしら」と悩むうちに前日になって「やっぱり行くのをやめる」と断ってくる母親の心情もあります。

問題は、わざとドタキャンしたり贈り物を拒否する母親です。母娘の関係がぎくしゃくしていると、ときに母親が感情的な行動を取ることもあります。その心理の背景には、娘を困らせたいといった思いも……。

 

そんな母親の言動を思うと、プレゼントを贈る事自体が嫌になってしまうかもしれません。しかし、それでも母の日ぐらいは何か贈ろうと決心したのなら、母親を喜ばせることに固執せず、贈ることを選んだ自分を評価するようにしましょう。ちなみに、母の日のプレゼント予算で最も多い価格帯は、3001円~5000円というアンケート結果(※)があります。この金額なら、たとえ母親がケチをつけようが受取拒否しようが、許せる金額の範囲だと思いませんか? 大事なのは、受取拒否するような母親の言動にいちいち翻弄されない自分になることです。

[ 執筆:真香(母娘関係改善カウンセラー) , 2015年5月8日 ]

 

【参考】
株式会社ドゥ・ハウス「「母の日」に関するアンケート結果を発表」2013年5月2日