子ども・子育て支援新制度では、上の子二人が保育園に通っている場合、第三子となる子どもが保育園に入園した際は、保育料がかからないことになっています。しかし、それはあくまでも上の子たちが保育園に通っている間のこと。
このような状況のなか、所得制限を設けて、上の子が保育園に通っていなくても第三子は保育料を無料にするという、京都・福井・富山の事例がありますが、島根県は所得制限なしで無料とするそうです。

 

■ 所得制限なしは全国初!

先に挙げましたが、子ども・子育て支援新制度により、今年の4月から保育園に兄弟三人が通う場合は三人目が無料となりました。それと同時に、京都府・福井県・富山県では、所得制限や第一子や二子の年齢の条件を設けて、兄弟が三人とも同時期に保育園に通っていなくても、三人目は無料に。しかし、今回ご紹介する島根県は、所得制限や上の子たちの年齢制限を設けずに、三人目の子どもは無料となるのです。

更に注目したいのは、県内一部の自治体だけでなく、県内の全ての自治体が、保育園の無料化に合意をしているということ。保育園については、市町村ごとに委ねられているところがあるため、県での統一はなかなか難しいのです。ですが、それでも県で統一できたのは、県がしっかり力を入れて取り組もうとしているからだと思えます。

 

■ 更に医療費も!

そして、保育料だけでなく、子どもの医療費助成の年齢も3歳引き上げ、来年度から実施するとのことです。

  • 15歳になる年度まで → 18歳になる年度まで

医療費も自治体によって助成対象の年齢統一がされておらず、本当にバラバラです。

例えば東京都内では、15歳に達する日以降の最初の3月31日までは医療費が無料。しかし、千代田区と北区は高校生の年齢にあたる18歳に達する日以降の最初の3月31日までは医療費が無料となっています。(ただし、北区は入院時のみが対象。通院は料金がかかります)

 

子育てを取り巻く環境は、この数年でまだまだ変わります。ご自身の自治体はどうなっているのか、アンテナを張って情報をしっかりとキャッチしてくださいね。

[執筆:三木 育美(保育情報アドバイザー), 2015年5月28日 ]

 

【参考】
『産経WEST』「第3子以降の保育料無償化 1、2子の年齢条件なし 鳥取県」2015年5月14日
※ 児童福祉法では「保育所」の表記が本来の名称ですが、一般的ではないため、本記事では「保育園」と記載しています。