先日、私が保育情報アドバイザーとして活動を知っている友人より、「認可保育園の料金は住む場所によってどのくらい違うの?」という質問を受けました。友人は引越しをするママ友と保育料の話になり、疑問に思ったそうです。

かけたしかに、認可保育園の保育料は自治体によって違っています。そこで、今回は東京23区の月額保育料の上限をまとめてみました。比較のため、東京近隣の政令都市と地方政令都市もご紹介します。

<東京23区>

  • 足立区 75,500円
    荒川区 57,500円
    板橋区 71,300円
    大田区 63,500円
    葛飾区 57,500円
    北区 57,500円
    江東区 77,700円
    品川区 77,000円
    渋谷区 70,400円
    新宿区 74,700円
    杉並区 68,500円
    墨田区 61,500円
    世田谷区 73,100円
    台東区 57,500円
    江戸川区 58,500円
    中央区 64,000円
    千代田区 57,500円
    豊島区 63,000円
    中野区 74,700円
    練馬区 57,500円
    文京区 77,500円
    港区 57,500円
    目黒区 70,200円

<政令指定都市の例>

  • 千葉市 70,900円
    川崎市 82,800円
    横浜市 77,500円
    さいたま市 72,800円
    大阪市 70,600円
    京都市 85,700円
    神戸市 74,000円
    福岡市 83,200円
    札幌市 75,900円

 

上記のように自治体によって本当にバラバラ。国が定めている保育料の上限は104,000円で、その中で各自治体が上限を決めることができます。

子どもが2人同時に保育園に通う場合は、2人目の子どもは半額に。また、子ども・子育て支援新制度により、平成27年度から兄弟姉妹の3人以上が保育園に同時期に通う場合、3人目の保育料は無料になっています。

この無料のポイントは「3人以上同時に通う」というところ。例えば3人兄弟で保育園に通っているとします。一番上の子が保育園を卒園して、2人同時に通う場合では、3人目は無料ではなくなります。
これまでは3人同時に保育園に通った場合の3人目が無料なのは、一部の自治体のみでした。新制度によって全国で統一されるのは、とてもありがたいことです。

保育料の違いを挙げてみましたが、自治体での違いは待機児童の定義、入園審査方法など様々です。お子さんがいてお引越しを考えられている方は、自治体が違うと様々な違いがあることを知っていただければと思います。

[執筆:三木 育美(保育情報アドバイザー)、2015年6月10日]

 

【参考】
※ 保育料は、2015年6月現在。各自治体ホームページより
内閣府「子ども子育て支援新制度なるほどBOOK」
※ 児童福祉法では「保育所」の表記が本来の名称ですが、一般的ではないため、本記事では「保育園」と記載しています。