■ 婚活するも出会いがなく自己嫌悪に

6月はジューンブライド。友人の結婚式に呼ばれるたび、自分だけが取り残されるような気になる人もいるのでは? 「婚活」という言葉が聞かれるようになり、今や市場は年商600億円とも言われています。

具体的な婚活といえば婚活パーティや合コンへの参加ですが、頻繁に出席しても理想の人に出会えるとは限りません。また、自分が「この人いいな」と思ったとしても相手から断られ、それが続くと自信喪失や自己嫌悪につながることも。結婚しなければという思いに囚われると、挫折や焦燥感が募り気持ちが落ち込むこともあります。このような状態は婚活疲労症候群の可能性があります。

 

 

■ 母親の過度の期待をかわすには

婚活で疲労困憊しメンタル面にも影響が出る要因のひとつには、母親からのプレッシャーも考えられます。具体的には、子供の結婚への過度な期待で、相手の職業、学歴、容姿に至るまで母親の価値観を押し付けてきます。

幼少時から母親に支配され成長した人の中には、親の価値観を優先する傾向があります。なぜなら、「ママの言うことを聞いていれば絶対に間違いないわよ」という言葉を信じ、自分の気持ちに正直になることを恐れるからです。
そうはいっても心は正直で、たとえ経歴の立派な相手から交際を申し込まれても好意が持てないなら断るしかなく、一方で母親は失望を隠せません。

「あなたにはもったいない位の人なのに、二度とこんないい話はこないわよ」、なんとか結婚にこぎつけたい母親は、娘を不安に陥れるような言葉を次々に操り出し説得に努めます。娘はといえば、断ったことを後悔するのが怖く、かといって気持ちが乗らないのに相手と会うのは申し訳ないなど、だんだん自分の気持ちがわからなくなってきます。

 

このような状況は、婚活疲労症候群の一歩手前の可能性が高く、それに気づく事が大事です。たとえば、煮詰まっている気持ちを友人など誰かに話すことで考えがクリアになります。また、婚活を一時ストップする位の勇気を持ちましょう。感情をリセットして心の余裕ができた時こそ、自分の気持ちに正直になれ、理想の相手に巡り会うチャンスが来るかもしれません。

 

[執筆:横山真香(母娘関係改善カウンセラー),2015年6月26日]