筆者は「働き方コンサルタント」として、ここ数年、会社を辞めて個人事業主として働くママが増えていることに注目しています。彼女たちの間では、“ママ起業”とか、“プチ起業”、“ローリスク起業”とも言われ、ママたちの新しい働き方として大きなムーブメントになっています。

 

■働くママが、会社を辞める理由

彼女たちが会社を辞めて、個人事業主として働く理由は、なんといっても仕事と子育てを両立させやすい点。金銭的には、毎月給料が振り込まれる会社員の方が圧倒的に安定しますが、会社員である限り、会社が決めた就業ルール(時間や場所)に縛られてしまい、仕事と子育てを両立しにくいのも事実です。個人事業主になると収入面が不安だけれど、それでも自分らしく仕事と子育てを両立させたい、という思いから大きな決断をされる方が増えているのです。

筆者が個人事業主として成功(※)しているママの共通点を探ったところ、以下の3つのキーワードが浮かびあがってきました。

 

・キーワード1.人脈

個人事業主として仕事が途切れないママの特徴として、人脈の広さが挙げられます。かつて勤めていた会社や取引先から仕事を発注してもらったり、趣味のサークルや子育て関係のネットワークなどから仕事を紹介してもらう、というパターンが見受けられます。

 

・キーワード2.専門性

仕事をする以上、専門性は必須です。筆者の知る限り、ライター、デザイナー、PRコンサルタント、ファイナンシャルプランナー、カウンセラーといった分野で活躍される方が多いのですが、新たに自分の看板となる資格を取得してから独立される方もいらっしゃいます。

 

・キーワード3.仕事を選ぶ

会社を辞めて個人事業主の道を選んだのは、自分らしく働きながら子どもとの時間も大切にしたい、という想いがあってこそ。個人事業主というと、いつ仕事が途切れるか分からないから仕事を断れない、という人も多いのですが、成功するママたちは、自分の市場価値を高められるような仕事を選んでいるのも特徴です。

 

いかがでしたでしょうか? 将来の働き方の選択肢の一つとして、ぜひご参考になさって下さいね。

 

[執筆:椎葉 怜子(働き方コンサルタント/キャリアカウンセラー), 2015年7月31日]

 

【参考】
※ここでの「成功」とは、会社員時代よりも仕事と子育てにやりがいを感じ、人生への満足度が高まっていること、と定義します。