時間や場所に縛られず、自由に働けるイメージのフリーランス。子育てとの両立がしやすいので出産後はフリーランスになりたいというお声もよくうかがいますが、意外なデメリットも! 今回は気をつけておきたい4つのポイントをご紹介します。

 

■ チェックポイント1. 産休・育休がない!

産休・育休は、従業員として働く人のための法令ですので、フリーランスの場合は、自分でいつまで働き、いつ復帰するのか決めなければなりません。よくフリーランスで出産した方で、出産する日まで働き、産後数日でパソコンを使った仕事には復帰したというお話もうかがいます。当然、産休・育休中に社会保険から給付される各種の手当金も無いので、金銭的にもサポートが無くなります。

 

■ チェックポイント2. 保育園に入りづらい!

保育園の入園審査では、月にどれくらいの時間勤務しているかを報告するのはどの自治体でも要件となっていると思いますが、会社員の場合できすと、定時の時間と直近での残業の実績などを会社に記入していただき「勤務証明」としてもらえるので多くの場合、1枚の紙で済みますが、フリーランスの場合は、平均的に月にどれくらい、どのように働いているかを細かく記入した上、第三者にそれを証明してもらうための書類も用意したりと非常に手間が増えます。勤務状況さえ証明できれば、不利になることはありませんが、時間的に少ない場合は要注意です。

 

■ チェックポイント3. 健康診断を受けそびれる

会社員ですと、定期的に健康診断を受けることが義務となっており、自分の健康をチェックしてもらえますが、フリーランスだと自分で受診に行かない限り受けそびれることも。特に育児中は、自分の健康にまで気が回らず、数年たってしまうということにもなりかねません。受診時期を決めておいてスケジュールに組み込んでおく必要がありそうです。

 

■ チェックポイント4. 家事・育児がいつもできると思われる

意外なポイントとして、家事・育児がいつでもできると思われて困る、という声もあります。夫が会社員ですとなおさら、時間が自由なんだから、と家事・育児を分担する必要が無いと思われることも……。そして盲点なのは、子どもです。ママが家にいるからと、忙しく自宅で仕事をしている時にあれこれ話しかけられ集中できない! という方も。

会社員のメリットとフリーランスのメリットを両方活かすには、複数の子供を持つことも想定した上で、出産の時期、産後の仕事体制づくりについてしっかり考えることが重要になりそうです!

[執筆:藤崎 葉子(キャリア アドバイザー), 2015年10月1日]

 

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