ゴールデンウィーク明けの5月・6月と並び、健康診断の実施時期として多いのが気候も穏やかになる9月・10月。そろそろ、診断結果が返ってきたという方もいらっしゃるかもしれません。特に女性の皆様は、健康診断結果の中でも「体重」「肥満度」というところに注目するのではないでしょうか。今回はこの「肥満」について取り上げます。

 

■ 「肥満」かどうかの判定は?

世界中で採用されている体格指数であるBMI(Body Mass Index)が用いられています。ボディマス指数とも呼ばれています。この値は以下の計算式で算出されます。

・BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

日本肥満学会ではこの数値が18.5以上25未満が普通体重(うち22を標準体重)、25以上が肥満としています。日本女性の平均身長である身長158cmの方の場合、標準体重は1.6×1.6×22=56.32kg。肥満にあたるBMI25以上の場合、64kg以上となります。

 

■ 肥満の抱えるリスク

肥満が即病気、ということではもちろんありませんが、肥満によって引き起こされる病気はたくさんあります。代表的なものとして、下記などが挙げられます。

・糖尿病
・高血圧
・脂質異常症
・痛風(高尿酸血症)

長時間労働やストレスがたまることによって、睡眠不足・飲酒・喫煙・運動不足など生活習慣面での変化が出やすくなります。これらが積み重なって、血圧や血糖値が上昇し、インスリン抵抗性が低下することが知られています。インスリンとは、体内の血糖(ブドウ糖)のレベルを調整するホルモンのこと。このホルモンの働きが低下した状態を「インスリン抵抗性」と呼びます。

 

■ 肥満改善のポイントは、食生活と運動にあり

あなたは、日常生活を振り返り、以下の項目にいくつあてはまるでしょうか?

・濃い味付けの食事が多い
・忙しいあまり早食い、食事抜き、外食続き、ながら食いになりがち
・定期的な運動をしていない
・階段よりエスカレーター・エレベーターを使うことが多い
・休日は家でゴロゴロしている

日々のちょっとした習慣が肥満に繋がり、様々な病気の元凶になりかねません。ストレスを減らすこと自体はなかなか難しいですが、ストレス解消のためにも意識的に定期的な運動とバランスの良い食生活を心がけ、肥満状態が続かないようにしていきたいものです。

[執筆:浅賀 桃子(メンタル心理・キャリアカウンセラー), 2015年10月8日]

 

※ 写真:picsfive / 123RF.COM、本文とは関係ありません