女性の管理職登用が求められている今、頑張って成果を出した女性がステップアップできる環境になりつつあることは喜ばしいことです。上から引き上げてもらうだけではなく自ら積極的にアピールすることも大切です。

 

■ 能力、意欲、機会が仕事のパフォーマンスを決める

『日経WOMAN soeur』2015年夏号では、40代女性があと20年働き続けられる自分になるために「仕事のパフォーマンスの方程式」が紹介されています。

・仕事のパフォーマンスの方程式
「能力」×「意欲」×「機会」=「仕事のパフォーマンス」

新しいチャレンジの機会は、真正面からわかりやすくやってくるものばかりではなく、横からあるいは後ろから思いがけないタイミングでやってくることもありますよね。そんな時、思い切ってチャレンジする人が仕事への能力と意欲を向上させることができるというわけです。

7月4日にNHKで放送された『スター・ ウーマン~輝くアメリカ女性の仕事物語~』でも、軍事企業CEOであるマリリン・ヒューソンさんがインタビューで「自分の安全圏から出ないとダメ」と話されていたのが印象的でした。

 

■ 楽しみながら始め、完璧を求めないことがコツ

では、実際にどうやってアピールすれば良いのでしょう。前出の日経ウーマンによると、まずは興味を持てる「テーマ」があればそれを追究してみる。そして周囲に話すことが「機会」を引き寄せるとのこと。仕事にダイレクトに関係していないテーマであっても良いそうですから、これは楽しみながらできそうですね。

また、新しい機会を与えられた人が安全圏から出る時に感じる不安を和らげるにはどうしたらよいのでしょう? これは筆者がカウンセリングをしている中でお伝えしているのですが、まず最初から完璧にやろうと力まないことです。できたことを少しずつ積み重ねていくことが大切。そして、次に周囲に相談してみることです。最後に「できない」と考えるのではなく「では、どうやったらできるようになるのか」と考えることです。どうやったら? と考えることで打つべき策が見つかるものです。

[執筆:高橋 雅美(心理カウンセラー), 2015年10月26日]

 

【参考】
※ 『日経WOMAN soeur』 2015年夏号 日経BP社 pp50~51より
※ 写真: Taka / PIXTA、本文とは関係ありません