おむつは綺麗、お腹もいっぱい、授乳後のげっぷも出た、室温も適温、抱っこで揺らぎも与えている。できるだけのことはしているのに泣き止まない赤ちゃん。

「どうして泣き止まないの?」「いつまで泣き続けるの?」「これ以上何をしたらいいの?」と途方にくれたり、イライラしたり。これは多くのママが直面する場面だと思います。筆者も随分とそんな経験しました。

 

■ 感情と行動は別だから

「赤ちゃんは泣くのが仕事」と頭でわかっていても、心がついていかないものです。産後の体力が低下し寝不足の日々の中では尚更です。かわいい赤ちゃんに苛立つ自分を許せず、自分を責めるママもいるかもしれません。しかしながら感情と行動は別物です。イライラする感情が湧き上がってきたら、苛立っていいのです。心の引きだしに感情をしまいこむ方がよほど危険です。感情に蓋をすることなく、自分の心をじっくり味わって寄り添って癒していきましょう。

 

■ そんな時は「呼吸」が効果的!

赤ちゃんが泣きやまずイライラしたら、まずは自分をリラックスさせましょう。赤ちゃんを安全な場所に寝かせて、一人になってもいいかもしれません。リラックスしたら平和で満たされた気分を思い浮かべてイメージしてみてください。そして心の中にあるイライラや不安をじっくり感じ、それらを「呼吸」と共に吐き出してみましょう。体の外の棚の上に置くイメージで、ゆっくりゆっくり1つずつ吐き出していきましょう。

 

■ 心にスペースができるとストレスや不安から解放されます

上記の方法はクリアリング・ア・スペースと言われる心理学の手法です。「空間をつくる」の意味そのもの、心の中にスペースを作っていくワークです。クリアリング・ア・スペースを行うことで混乱が治まりストレスや不安に支配されている感覚から解放されます。そして、これを繰り返すことで自分を責めるモードから解放され自分を抱きしめるモードに変換していきます。自分を抱きしめながら赤ちゃんを抱きしめる。そうなれたら最高ですね。

[執筆:久保木 惠子(コーチ), 2015年11月2日]

 

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