2015年は週に1~2日程度はオフィスに出勤せずに自宅で仕事を行う「在宅勤務」や、顧客先やカフェなどで仕事を行う「モバイルワーク」などを総称する、「テレワーク」への関心が一気に高まった一年でした。

このコラムでは、2015年11月25日に表彰式が開催された「テレワーク推進企業等厚生労働大臣表彰~輝くテレワーク賞~」を受賞した企業をご紹介します。

 

■ 厚生労働大臣賞「優秀賞」は外資系IT企業2社が独占

「輝くテレワーク賞」は、テレワークの活用によって労働者のワーク・ライフ・バランスの実現に大きな成果を上げた企業や団体、個人に与えられるもので、初年度となる2015年度には、企業10社と個人2名が表彰されました。

テレワークの活用によってワーク・ライフ・バランスの実現を図っている企業のうち、特にその取組が優秀と認められる企業に与えられる「優秀賞」を受賞したのは、シスコシステムズ合同会社と日本マイクロソフト株式会社の2社。両社とも、外資系IT企業であるとともに、テレワークを活用した柔軟な働き方を経営トップが経営戦略と位置づけ、「生産性とワーク・ライフ・バランスの双方を向上させることを目的」としている点で共通しています。

 

■ 「特別奨励賞」は幅広い企業が受賞

厚生労働大臣賞「特別奨励賞」は、テレワークが難しいとされていた業界で効果的な取組を行っている企業や、効果的な取組を行っている中小企業に与えられるものです。今年度は、カルビー株式会社、株式会社キャリア・マム、株式会社コンピューターシステムハウス、サントリーホールディングス株式会社、ジョブサポートパワー株式会社、株式会社テレワークマネジメント、ネットワンシステムズ株式会社、明治安田生命保険相互会社の8社が受賞しました。

 

これまでテレワークの導入が難しいと言われてきた国内メーカーや保険業界も受賞しており、テレワークによるワークスタイル変革の胎動を感じます!

[執筆:椎葉 怜子(働き方コンサルタント/キャリアカウンセラー), 2015年12月4日]

 

【参考】
※1. 一般社団法人日本テレワーク協会「テレワーク推進企業等厚生労働大臣表彰~輝くテレワーク賞~」メディア
※ 写真:Graphs / PIXTA、本文とは関係ありません