冬になると、子どもを取り巻く流行性の病気が心配です。例えばインフルエンザやノロウィルス、ロタウィルス、水ぼうそうなど。予防接種を打つことで備えられる病気とそうでない病気もあり、様々。病気になってから慌てて子供を病院に連れていくこともあると思いますが、保護者の観点では、それぞれの専門的な“かかりつけ医”をいくつか持っておくと心強いです。

 

■ そもそも、専門のかかりつけ医は必要なの?

かかりつけ医は必要とわかっても、専門性を求めてそれぞれのかかりつけ医を事前に見つけておくことは、あまりやらないと思います。特に乳幼児では、大きなケガをすることがない限り整形外科にはいかないため、整形外科のかかりつけ医はあまりいないのではないでしょうか?

しかしある程度、子供が動くようになるとあっという間にケガをする機会が増えます。だからこそ、かかりつけ医をある程度決めておき、冷静に病院に連れていくことが重要になると考えられます。

 

■ 親が受診してリサーチもあり

内科や耳鼻科、皮膚科などは、子どももよく行く病院ですよね。よく行く病院ならば、かかりつけ医は見つかりやすいのですが、あまり行かない病院の場合は親が受診してリサーチするのも一つの方法です。

例えば、親がケガをした時、病院に行くかどうしようか迷ったら、まずは子どものためと思って目ぼしい病院に行ってみてください。受診をしてみれば、かかりつけ医にしようかという判断ができます。また、一度行ったことのある病院に連れていくことで、不安度はかなり解消されるはずです。

 

■ 同じ診療科のメインとサブの病院を使い分け

病院には休診日もありますので、休診日を把握してかかりつけ医の使い分けができれば、心にゆとりができます。親の心にゆとりができれば、病気やケガをしている張本人である子どもの不安もやわらぐことでしょう。

また、診察時間帯もいくつか調べておくといいでしょう。朝早くから診察してくれるところ、夜遅くまで診察してくれているところなど、調べてみると様々あります。メインとサブとを使い分けできれば、さらに安心ですね。

 

子どもを持つと、病院に行く機会はぐんと増えます。かかりつけ医ではなくても、近隣の病院の把握をしているだけでも何かあった時に便利です。日頃からアンテナを張って、いざという時に備えてくださいね。

[執筆:三木 育美(保育情報アドバイザー), 2015年12月9日]

 

【参考】
※この記事における「かかりつけ医」という言葉は、日常的な診療などを行ってくれる身近な医師(ホームドクター)の意味で使っています。
※写真:わたなべ りょう / PIXTA、本文とは関係ありません