女性の方の中には、冷え性に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。『日経Gooday』で紹介された「自身が冷え性かどうか」についての男女別の統計によると、男性の43.2%、女性の66.6%が「冷え性」と自覚していることがわかります(※)。女性の割合が多い理由のひとつに、女性は男性に比べ筋肉が少ないことが挙げられます、筋肉の役割の中に「体内の熱を作り出す」ことが挙げられることから、筋肉がもともと少ない女性のほうが冷え性になりやすいのです。

冷え性を解消するために、温かいお茶やコーヒーを飲んでいるという方もいらっしゃるでしょう。しかし、飲み物の種類によっては逆に身体を冷やしてしまい、逆効果になってしまうことがあることをご存知でしょうか?

 

■ 身体を冷やす飲み物とは?

お茶には、発酵度合によって身体を温めるものと冷やすものとに分けることができます。

身体を冷やしてしまうお茶の代表格が、緑茶です。緑茶のように発酵されていないお茶は身体を冷やしやすいとされています。また、コーヒーも身体を温めるには不向きであるとされています。コーヒーや緑茶などに含まれるカフェインには代謝を上げ、体温が上がりやすくする作用はあるものの、利尿作用も高いため、大量に摂取すると逆に身体が冷えてしまうこともあります。

 

■ 身体を温める飲み物とは

冷え性改善におススメしたい飲み物としては、ほうじ茶やウーロン茶、ジャスミン茶、カモミール茶、紅茶などの発酵茶(半発酵茶)です。たとえばカモミール茶には血液の流れを円滑にする働きや、神経を落ち着かせて心地よい眠りを誘う働きがあるため、特に手足が冷えてなかなか眠れないという方におススメです。またジャスミン茶も、不眠やストレス緩和の効果も期待できるお茶で、ジャスミンの香りがリラックス効果をもたらすことが知られています。

 

■ 身体を温め、ストレスをためないために

冷え性解消のために暖房をきつめにかけてしまっている、身体が温まらずになかなか眠れず睡眠不足気味である、そんな女性の方が少なくありません。ですが、普段何気なく飲んでいるものが、実は体内を冷やしているかもしれませんよ。ぜひ上記の温かいお茶を飲み、ふっと一息ついてみましょう。

[執筆:浅賀 桃子(メンタル心理・キャリアカウンセラー), 2016年2月27日]

 

【参考】
『日経Gooday』「意外!男性の4割以上が「自分は冷え性」」