今年の春、小学校へ入学する娘を持つ筆者。先日、小学校の入学説明会に出席したところ、文具品を始め持ち物はキャラ物、いわゆるアニメや特定のキャラクターの絵柄がついているものは禁止という注意事項が説明されました。以前よりも規則が厳しくなっているように思い、色々と調べてみると、どうやら最近になって強化されている気配です。

 

■ キャラ物禁止とは?

小学校では、学校で一括購入して用意される共通の学用品(粘土、クレヨン、のりなど)と、家庭で用意する学用品(筆箱、鉛筆、消しゴム等)があります。家庭で用意する学用品について、キャラクター等のデザインの入った物を禁止している学校があるようです。筆者は世田谷区の公立校学校ですが、このような指定を受けています。消しゴムは色や香りのするものも不可という細かい指示もあり、小学校の時に、かわいい消しゴムは一つの楽しみだったような……、とさすがに違和感がありました。

一般的に、名門の私立幼稚園、私立小学校では、キャラクター文具は禁止の様子。ですが、筆者の娘が通う区立の認可保育園では特に指定はありませんでした。インターネット上の情報では、統計的なデータは見当たらず、そこまで禁止するのはいかがなものかと相談サイト等でぼやいている親御さんが多いようです。

 

■ キャラ物禁止の理由は?

筆者の聞いた小学校の説明では、注意事項に理由までは書かれておらず、授業に集中できないからという理由が口頭でさらっと説明されておりました。ですが、インターネット掲示板等のトラブル事例を調べると、キャラ物を持っている子に対して持っていない子が欲しがってトラブルになるケースがあるようです。また、価格が高いという意見も。私立小学校では、流行に流されることは人としての格を下げるという教育上の考え方もあるようです。

しかしながら、文具品を説明会前に揃えてしまったご家庭にとってはショックも大きく、買い直しのハメになることも。お子さんの入学予定の学校の説明会までは買わない方が良いかもしれません。我が家も今まで家で使っていたものをそのまま使うつもりでいましたが、ほとんどのものが対象外となりそうで、かえって費用がかかる状況です。

 

筆者は、ある程度の自由がある中で、流行に流されず自分で選択する力を養ったほうが良いように思います。小学生では時期が早いということでしょうか。一切のトラブルを避けるために、ルールで縛り、考えさせないようにしたほうが管理は楽ですが……。いづれにせよ、子どもがキャラクター華美な物に走らないのはありがたいのですが、そもそもキャラクター意外の商品が市場に少なく、働く親にとっては必要な物を揃えるだけでも面倒なことになりそうです。

[執筆:藤崎 葉子(キャリア アドバイザー), 2016年3月11日]

 

※写真:PIXTA、本文とは関係ありません